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歯石とりって何やってるの?

2018.08.05

こんばんは。
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている、お子様連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来られるファミリールーム完備の歯医者、ハリヨ歯科の歯科衛生士の山田です。

一昨日、蟹江市にある月星歯科さんでのセミナーに参加させて頂きました。
先月に引き続き、歯周病治療で使用される器具の技術を学んできました。
学校でも学んできたのに、まだ勉強が必要なの?と思われる方もいらっしゃると思います。しかし学校で学んできたからこそ、さらに深い知識を、さらに高い技術を目指していかなければなりません。

ところで皆さんはテレビCMなどで良く耳にすると思いますが、「歯垢(プラーク)」と「歯石」の違いは分かりますか?簡単に言うと、上手に歯磨きすれば取り除けるものが歯垢で、歯磨きだけでは取り除けないものが歯石です。
歯石は歯磨きで磨き残した歯垢が唾液の中のミネラルと結合して、硬くなってできます。歯についた歯垢は、たった2日間で歯石になると言われています。
「石」という名の通り、歯石はとても硬く、いったんついてしまった歯石は歯ブラシでは取ることが出来ません。また、歯石は表面がデコボコしています。舌で触るとザラザラとした感触があるかもしれません。そのため歯垢がつきやすく、ばい菌が増えてしまう原因になるだけでなく歯茎にも刺激となり、歯周病の原因となったり、歯周病を悪化させます。歯周病は放置しておくと、歯が抜け落ちてしまったりするだけでなく全身の健康状態に悪影響を及ぼしてしまうのです。
そのため歯石にならないよう、歯垢のうちに確実に落とせる歯磨きをすることが何よりも大切ですが、歯石となってしまった場合は私たち歯科衛生士の出番になります。

専用の器具を用いて、歯石を取り除いていくのですが、歯茎の中にも歯石は出来るのです。
歯茎の中の歯石は直接目で見えません。かなり力を入れて取り去る必要があるため、負担がかかりすぎないよう何回かに分けて取り除いていくことになります。歯周病治療を受けたことがある方も何回かに分けて歯石取りを行ったのではないでしょうか?

今回も参加したセミナーはあと2回あります。皆さんが負担なく、少しでも痛みを感じさせないようよく学び、沢山練習を重ねて参ります。
皆さんが歯周病に立ち向かえるような口腔内をサポートさてて頂きますので、今後とも進化続けるハリヨ歯科を宜しくお願い致します!


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