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位相差顕微鏡

2018.01.28

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

ハリヨ歯科では位相差顕微鏡と言って、光学顕微鏡で患者様のお口の中の細菌を採取しその動き、数、種類を観察するという検査を行っています。

これはハリヨ歯科を初めて受診される方には無料で全員に行う検査です。

通院中何度か、そして、定期検診にお越しいただいた方にも無料で検査させて頂いています。ご通院中の方はご存知ですよね♬

 

位相差顕微鏡は動く細菌を見ることができます。お口の中でどんな細菌がどんな動きをしているのかその細菌の持ち主ご本人に、診療室チェアー前の大画面で確認して頂くと多くの患者様は大きく驚かれます。

患者様:自分の口の中にこんな動きをする細菌がいるなんて!!

患者様:ッキャー!!これ本当に私の口の中にいるの!?

ハリヨスタッフ:はい、本当にご自身のお口の中の細菌です(笑)

 

ショックを受けられる方も多いです。

 

なぜそんな映像をお見せするのか。

 

歯垢は食べカスと認識されていらっしゃる方は多いと思います。

そうではないのです。

この歯垢こそが細菌の塊なのです。

 

歯垢を採取して顕微鏡で見ればウジャウジャ細菌がいるということです。

 

生まれたての赤ちゃんはお口の中には細菌はいない状態、無菌です。歯が生え始めるとそんな純真無垢な赤ちゃんにも身近な人から細菌がうつります。

家族・友人と食べ物・お箸を共有する。よくあることです。

そんなところから細菌はやってきて、ご自身のお口で育てていらっしゃる。。。

その産物がバイオフィルムと呼ばれる細菌の集団、歯垢です。

人間は無菌では生きられません。細菌がいていいのです。しかし、どんな種類の細菌がいるのかということが重要です。

それを目で見て確認して頂くことが大事だとハリヨ歯科は考えています。

 

むし歯を引き起こす細菌、歯周病をひどくする細菌、いろいろいます。

お口の中をできるだけ悪さをする細菌を少なく保つことがむし歯・歯周病の予防につながります。

 

ハリヨ歯科ご来院時には、すでにむし歯・歯周病があることがほとんどです。

もちろんすでにできてしまっているむし歯はできるだけ削らず治します。

歯周病にはケアをしていきます。

 

しかし、ハリヨ歯科通院中に新たなむし歯ができないように、通院終了後も定期検診のたびに歯周病が悪化しないためには、通院開始と同時に治療と同時進行で予防していく必要があります。

そのためには磨けている歯磨きが重要です。磨けているのかどうか評価するためにハリヨ歯科ではみなさんに無料で位相差顕微鏡の検査をさせて頂いています。

一度ご自身のお口の中の細菌を確認しに、ハリヨ歯科にぜひご来院くださいね!!


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