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歯科医院で働く人〜歯科衛生士〜

2018.01.14

おはようございます。

大垣市今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

ハリヨ歯科ではそれぞれの免許、役職に認められた範囲での医療行為を基本としています。それぞれが持つ資格を尊重し、それぞれの責任の中で患者様にできることをそれぞれの立場で自立し行っています。

 

前回の歯医者で働く人〜歯科医師〜に続き今回は歯科衛生士についてお話です。

 

歯科衛生士は現在認知度も高く、ご存知の方は多いと思います。

どんな仕事をする役職なのか、何ができて何をしてくれるのかと言うことはなんとなく見ていておわかりかもしれません。

しかし、見分けがつきづらい歯科助手との違いはなんでしょう?

 

歯科衛生士は、専門学校や短期大学・大学などで現在は3年(過去は2年)の教育を受け、歯科衛生士国家試験に合格し歯科衛生士資格(免許)を取得しています。

歯の予防処置、歯科診療の補助、歯科保健指導を行うことが認められています。

違いがわかりにくい歯科助手との違いはここです。

 

予防処置としては歯ブラシ指導や歯の表面をツルツルに磨く歯垢の除去PMTC、フッ素塗布、歯周ポケットの検査や歯石の除去などができます。

診療の補助として、お口の中の型取りをすることもできます。

 

歯科医師と同様お口の中をさわることができますが、歯科医師との違いは病名の診断をするはもちろん歯を削る・歯を抜く歯を削る、歯を抜く、歯肉を切開する、レントゲンを照射するなど一度行えば元に戻すことのできない行為はできません。

 

診療の補助では診療に必要な器具の準備やみなさんご存知の口腔内のバキューム(吸引)、レントゲン撮影の準備、口腔内写真の撮影などをしてくれます。

ここまでの診療補助行為は免許を有さない歯科助手でもできます。

 

ここで歯科助手との違いはお口の型取りができるかどうかです。

国家資格を有する歯科衛生士はお口の型取りをすることができます。

 

そして、保健指導ではお口に関わる一般論から、それぞれのライフスタイルに合わせた指導を行います。

虫歯にしても、歯周病にしても、意外や意外!歯並びにしても食習慣を中心とした生活背景が大きく関わります。

一見関係ないでしょ??と思われる職業が口腔内に関係することもあります。いわゆる職業病があります。

歯の健康を守るには、患者様との信頼関係を気付き患者様の悩み気付きへのアドバイス、患者様自身がお気付きではない良い習慣悪い習慣へのアドバイスがとても重要です。虫歯、歯周病は生活習慣から起こる生活習慣病だからです。

 

ハリヨ歯科では、できてしまった虫歯、歯周病への処置はもちろんのこと行います。しかし、治療が終わった後や治療の通院中にまで起きうる、新たな虫歯の発生や歯周病の進行がないように予防することが最も重要と考えています

歯科衛生士の活躍の場は広く、より患者様の近くの存在となりうる役職です。


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