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歯石は取った方が良いの?

2019.11.06

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今日は歯石について説明したいと思います。

歯石とは、以前説明しましたがプラーク(http://www.hariyo-dental.jp/blog/?p=1269)によって作られます。プラークとは簡単に説明すると、歯周病菌や虫歯菌などの細菌の塊のことです。

プラークが歯にくっついた後は、死んでしまいます。その後、死んだプラークが固まって歯石を作ってきます。

その歯石にさらにプラークが付着し、歯石に変わって大きくなっていきます。

実は、歯石自体は、歯周病を悪化させることないんです。

じゃあ、歯石は取らなくてもいいのって思われるかもしれません。

その答えは、歯石は取った方が良いです。それは、なぜか。

歯石があると、その周りにプラークが付着しやすくなるからです。歯石が付着していると、清掃性も落ち、しっかりと汚れが落ちなくなってしまうために、細菌の巣窟になってしまいます。そうすると、歯茎が腫れて、歯周ポケット(細菌の住処)は大きくなり、細菌が増え体に悪さをしてくるからです。

そのため、定期的に受診して、歯石を取る必要があります。

もう一つ大事になるのが、普段の歯磨きでプラークを除去すること。

歯は一日三回しっかり磨いているから大丈夫と思われているあなた。本当に大丈夫ですか?

日本人の多くの方は1日に3〜2回歯を磨くと言われています。ここで一番大事なのは、磨いているのと磨けているのでは違うということです。

1日3回磨いていても、歯ブラシが自分に合っていなかったり、磨き方が違ったり、歯磨き粉が合っていなかったりと、しっかり磨けていないかもしれません。

定期的に3ヶ月に一回歯医者に歯石とりに行っているから大丈夫と思われている方もいます。確かに、3ヶ月に一回定期受診していれば、歯周病の進むスピードは、定期的に行っていない人に比べて、遅くなると思います。しかし、進行を止めることはできません。90日間の歯磨きが上手に行かなければ、1日だけ歯医者で綺麗にしても根本的な解決にはなりません。そのため、日頃の歯磨きにも注目してみてください!

同じ時間、歯磨きを行うなら、効率よく、効果のある歯磨きをした方が良いのはわかると思います。

ハリヨ歯科では、初診から、歯周病治療、定期メンテナンスの際には必ず、ご自宅で使用している歯ブラシを持参していただいています。それは、歯科医院に定期的に通うのと同じように、歯磨きを大事にしているからです。

お口の中でお困りごとがある方は、ぜひ一度ハリヨ歯科に受診してみてください。

 


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