今回は「訪問歯科・口腔ケアにおけるコミュニケーションのコツとケアプラン作成のポイントについて」を訪問歯科・口腔ケアに関わる歯科医師の先生、歯科衛生士さん、歯科コーディネーターさんと一緒に学ばせていただきました。

皆さんは歯科コーディネーターという職業をご存知でしょうか？私は恥ずかしながら、このセミナーに参加するまで知りませんでした。

「痛いのは嫌」「体調が少し悪くてね」「大きい音が苦手」「口を開けるのがえらい」などと言った歯科治療に対して、患者さんは少なからず不安を抱いています。しかし、歯科医などには直接言いづらいと感じている方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。そんな患者さんの本音を引き出し、不安を受け止める役割が歯科コーディネーターさんなのです
！患者さんの症状や状態をカウンセリングしていき、「いつからどんな症状があるのか」「服薬している薬はあるのか」など、その患者さんの詳細な情報をヒヤリングし、訪問歯科を進めるにあたっての準備をします。歯科医師、歯科衛生士などと連携して進めていく上で重要な人物となるのです。

そして今回学んだことの一つとして、他職種との連携方法。歯科医師、歯科衛生士だけでなく、歯科コーディネーター、看護師、ケアマネージャーなど様々な職種の方々が関わっていきます。それぞれに特化した専門分野の方々が一生懸命にやっているため、どの方が一番えらいのかというのはありません。しかし一緒に働くにあたり、その方の職業のことを知らないと円滑な連携が計りにくいと思います。自分を取り巻くチームにはどのような人物がいて、各々どんなスキルに特化しているのか、どのような時にサポートしてくれるのか、ということを把握しておくことは他職種連携を図る上でまず自分がしなくてはいけないことだと感じました。

またコミュニケーションは他職種だけとは限りません。一番より濃く、深く関わっていくべき方は「患者さん（利用者さん）」です。私たちの人生の先輩でもあるため、敬意を持って接すること、誠実な態度で仕事をすることなど改めて人として大切なことを学びました。

患者さんは全て同じではありません。十人十色様々な性格の方がいらっしゃいます。今から何をするのか分かりやすいように丁寧に説明することが必要な方もいらっしゃれば、家族のようにフレンドリーに関わる方がより円滑に進められる人もいらっしゃいます。その方その方にあった接し方で進めていく大切さと難しさを感じました。

ハリヨ歯科ではただメインテナンスをする、ただ治療をするではなく、患者さんとの一人一人のコミュニケーションを大切にしています。話すことにより、患者さんが感じている不安などが少しでも軽減できるように、楽しい時間、充実した時間になるようにと考えております。

少子高齢化が加速を増している中で、歯科治療を受けたくても受けられない人が増えています。自分の歯が最後まで残ることによって、食べられるご飯も変わってきますし、何よりお口に対する不快感の違いも変わってきます。お口の中のトラブルを抱える方が少しでも減るように、日常生活が少しでもとり戻せるように…

今までも、そしてこれからもハリヨ歯科に関わる患者さんの幸せをサポートするため、訪問歯科の体制を整えております。

みなさんがずっと幸せに、ずっと元気よく生活できるよう、歯をお口を主として一生懸命サポートさせていただきます！そのためにもまだまだ勉強不足な面があるので、もっと学び皆様にお伝えできるよう取り組んでまいります。

もし周りでお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください！！