#

歯医者に血圧計?

2022.06.25

こんにちは、岐阜県大垣市の歯医者、ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今回のテーマは

「歯医者に血圧計?」がなんであるの?

ハリヨ歯科の診察室には計🔟台の血圧計があります。

診察台は7台なので、診療台よりも血圧計の方が多いんです。

今までは、治療室側(当院はDr治療部分と、衛生士の予防棟部分で診療台が別れて配置されております。)の3台に固定で血圧生体モニターを設置しており、予防棟では、簡易の血圧計を、必要な患者様に都度持って来るようにしていました。

そもそも、歯医者に血圧計ってあまり馴染みの無いことかもしれません。

「歯医者の治療の際に血圧計が必要なの?」と思われる方も多いと思います。

一般的に歯科医院で行われる処置は外科的な処置(広域には手術と呼ばれる分類に入る処置)が非常に多いです。

もちろん麻酔を使う処置もあります。

また、高齢化社会になっている現代は、何らかの疾患を患っている患者さんが来院することが多くなってきました。

実際に血圧を測定しながら治療を行う患者さんをピックアップしていきます。

①基礎疾患を持っている患者さん

高血圧、糖尿病、リウマチ、心筋梗塞後、脳梗塞後、不整脈、骨粗鬆症、甲状腺機能疾患など

基礎疾患がある患者さんが歯科医院で治療を行うと、血圧が一時的に高くなってしまうこともあります。血圧や脈拍、酸素飽和度をチェックしながら安全に治療が行えるように取り組んでいます。

②抜歯などの外科処置を行う患者

抜歯などの外科処置などを行う患者さんには、皆さんに血圧測定を行いながら施術を行っております。

抜歯などの処置をする際は、緊張をすることが多く血圧が一時的に上昇することや、迷走神経反射と言って、一時的に脈拍が低下し、血圧も下がってしまうこともあります。

実際に、親知らずの抜歯の際に、特に若い男性では、術中に気分不快を認め、迷走神経反射を生じることっもありますので、血圧を測定しながら処置を行うことにしております。

③歯科恐怖症の患者さん

他にも、歯科医院が苦手で、歯医者に来ると、気分が悪くなる人や緊張が強くなる人なども見えます。そのような方にも血圧計を測定しながら治療を行っています。

 

どうでしょうか?

歯科医院で血圧計を設置する意味をご理解いただけたでしょうか?

患者さんが安全に治療を受けてもらえるために最善を努めております。お病気があり、お体に不安のある方も安心して治療が受けれますので、なにかお困り事がありましたら、いつでもお声がけください。

 

 


●アーカイブ

0584-74-1182

診察カレンダー

※土曜日の午後は13:45〜16:45
※日曜・祝祭日・木曜日は休診
 (祝祭日のある週の木曜は診療日)

初診オンライン予約