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歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその4

2019.11.12

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその4についてお話ししていきます。

テーマは、『歯周病をコントロールする事で全身も健康になる。』です。

前回は糖尿病についてお話ししましたが、今回は、動脈硬化や心筋梗塞、狭心症についてお話ししていきます。

えっ!歯周病と心筋梗塞や狭心症と関係あるの!!ってびっくりされた方も多いのではないでしょうか?

実は大いに関係があるんです。

まずは、動脈硬化から順にお話ししていきます。そもそも。動脈硬化とは、血管のの動脈部分の内側で血液中の脂肪や、白血球が粥状にくっつくことで血管が硬く狭くなること。

動脈硬化が進んでいくと、その塊が動脈の壁から剥がれ落ち、血栓を作ってしまいます。

その血栓により血管が詰まってしまうと心筋梗塞や脳梗塞などを起こしてしまう原因になります。

最近、この動脈硬化と歯周病との関連があるのではないかと言われています。

歯周病があると、歯茎が腫れて、出血を起こします。出血を起こすということは、その周りに血管が存在しているので、その血管から歯周病菌や炎症性物質が体の中に流れ込んでしまいます。これが原因で、体の中で炎症状態を起こし、動脈硬化を生じるのではないかと言われています。(現在のところ、動物実験では、その可能性が指摘されているものの、本当に原因になりうるかは研究段階です。)

また、血液内に侵入した細菌が血管壁などにくっついてしまい、それが剥がれ落ちることで心筋梗塞や、脳梗塞の原因になってしまいます。また、心臓の弁にくっついてしまったりすると、感染性心内膜炎にもなってしまうから注意が必要です。(心臓手術後の方などは注意が必要です。)

歯周病が進行している人は、歯周病がコントロールされている人と比べて血管疾患を生じる可能性は2.5倍も高くなると言われています。

逆に言えば、歯周病をコントロールすることで、血管系のリスクを下げることができるのです。

前回の、糖尿病でもお話ししましたが、お口は体全体と非常に深く関わっていることが、最近の研究でわかってきています。

昔から歯医者は痛くなってからいくところ、という考えが強いですが、歯医者は、健康に長生きするために行くところという考えにみなさんの意識が変われるよにハリヨ歯科はこれからも取り組んでいきたいと思います。

みんなとずっと、一緒にいられるように。

 

 


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