上手なおやつの選びかた。
おはようございます。 大垣市、安八、穂積市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育て世代にも優し歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。
皆さんはお子さんのおやつはどのようにして選びますか。お子さんが好きなおやつ?キャラクター?砂糖が少ないもの?なんとなく?
むし歯ができる原因を考えると、むし歯の栄養となる砂糖は悪者のように思われがちです。確かに、砂糖はむし歯の栄養になるため砂糖をとればとるほどむし歯のリスクは上がります。しかし、それをお子さんから遠ざけようとすればするほど、親の目の届かない中学生くらいになった時に、欲求を爆発してしまう可能性があります。そのため、砂糖とも上手に付き合っていくのが良いでしょう。
お菓子はお子さんにとっても、大人にとっても楽しみの一つですよね。
おやつの種類によっても、むし歯になりやすい、なりにくいが違うことをご存知ですか?
お菓子がむし歯を作りやすいかどうかは、次の4つによって決まってきます。
①歯垢を作る力
ご飯や、お菓子の後に歯磨きをせずに寝てしまった時、朝起きたら、歯がぬるっとしたものが付いていることはありませんか?それが歯垢です。歯垢がたくさん付いていればいるほどむし歯になりやすくなります。歯垢が付きやすいものとは何か、それは、ネバっとした食べ物です。そのため、粘着質の付いたら離れないようなものはできるだけ避けるのが良いでしょう。
②酸を作る力
酸とはむし歯菌が砂糖を食べることによって作られるものです。そのため、酸が多く出る食べ物とは、砂糖がたくさん入った食べ物のことです。
③食べている間に作用する力
食べている間に作用する力とは、食べる時間が長ければ長いほどむし歯になるリスクは高くなります。そのため、できるだけ短時間でお口の中から無くなるようなお菓子を選択すると良いでしょう。
④食べ終わってからも口の中で作用する力
最後に食べ終わってからも口の中に作用するものです。これは、ネバネバして歯にくっつきやすいものは、歯にこびりついて、なかなか取れないためむし歯のリスクが高くなります。
このような4つの特徴を全て持っているものは、非常にむし歯のリスクが高いといえるでしょう。
むし歯菌が好きなお菓子best3は
①キャラメル
②アメ
③ハイチュー
良く子供が好きそうなものが全てランクインされていますよね。今まで食べていたものをこれから親の都合で全て取りやめにすることは、子供も、親もストレスですよね。
小さいお子さんも3歳くらいになれば、良いこと、悪いことが理解できるようになります。そのため、ハリヨ歯科では、特にむし歯のリスクの高いお子さんには、カウンセリングルームでお子さんに向けて20分程度むし歯について、砂糖についてお話しさせていただいています。実際、私たちが真剣に砂糖のお話しをすると、お子さんもそれを理解して、自分から、食べる量を減らしたり、パタリと止めてくれる子が多くいます。重要なのは、お子さんにお話しすることだとハリヨ歯科は考えています。
育児や、食事、むし歯のことなどで悩まれている方は、ぜひ一度ハリヨ歯科に相談しに来てください。ハリヨ歯科のスタッフ一同全力でサポートします。