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人の癖はすぐ治る!?

2018.02.08

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さんハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

ハリヨ歯科が力を入れているもの、それはできるだけ健全な歯を削らないこと、今ある歯を失わないための予防です。

 

ハリヨ歯科にご来院くださる方のほとんどは何かすでにお口の中にお困り事がある方です。

 

何かお口の中にむし歯や歯周病などのトラブルがあるという時点で、そのトラブルを引き起こした原因があります。

 

その原因にはいくつかありますが、歯磨きができていないという問題はほとんどの方がお持ちです。

 

そのため、過去のブログでもお伝えした内容ですが、磨いた=磨けているではないということをまずご本人に認識していただくことがとても重要です。

 

むし歯、歯周病の治療が最優先だから、歯磨きとか予防なんてそれが終わってからでいいわ〜とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、ハリヨ歯科はそれでは遅い、足りないと考えています。

一つの理由は、むし歯や歯周病の治療が長期に渡った場合、歯磨きができていなければ治療途中でも新たなむし歯ができる可能性もあるからです。

 

そしてもう一つの理由は、歯磨きは人の癖がものすごく強く、それを上手に歯磨きができるようご指導するには複数回かかることがほとんどだからです。

 

歯磨きが磨き残しなくできるようになるには2つのポイントがあります。

1つは使用する器具です。特に歯ブラシの選び方はとても重要です。

そしてもう一つは本人さんの歯磨きのテクニックです。

 

歯ブラシは選び方のポイントをお伝えし、新しいものを買えば解決します。

しかし、歯磨きのテクニックは人の癖が強すぎてなかなかなおせないのです。

例えると、右利きの人に左手でお箸を使ってと指導するようなものだったりします。

 

年齢が上がれば上がるほど、それまでに培った癖をなおすのは難しく、患者様ご本人もその大変さをご自覚の方も多いです。

その癖を一回なおしても、次回のご来院時にはまた同じ癖が戻っていることは珍しくありません。

 

通院中、モチベーションも高く、頑張ってその癖を修正してくださっても・・・どうでしょう、3ヶ月もして。定期検診にご来院いただいた時には・・・

 

やはり元の癖が完全にとは言いませんが、戻ってしまっているのです。

 

治療の通院が終了すれば、モチベーションは私たちのような職業や、営業など対人関係のお仕事で気にされる方以外はやはり下がってしまいます。

 

定期検診にお越しいただく際には当然お口の中の状況の確認、口腔内へのモチベーションの低下の回復とともに、この戻ってしまっている癖を修正することはとても重要です。

これが最初にお話しした、今ある歯を健全に保つために大切なことだからです。


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