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顎が痛い理由

2018.02.06

おはようございます。

大垣市今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

皆さん、朝、起きたあとや、夕方など顎が痛くなる方はいませんか?

その原因はもしかしたら、夜に歯ぎしりをしているせいかもしれません。

『えっ、今まで歯ぎしりしているなんて言われたことないのに。』と言われる方もいますが、歯ぎしりといっても、ギシギシ、ギリギリと音を立てて鳴らすものだけではありません。ギューっと噛みしめていることもあります。

夜間にこのように噛みしめや、食い縛りをしていると、顎に大きな負担となり、朝起きた時に顎に痛みを生じます。

他にも、仕事中、特にパソコンを使用するようなデスクワークなどで、画面に集中するあまり、噛みしめていることがあります。日常で歯と歯が当たる時間はせいぜい20分程度だと言われています。

そのため、普段から、仕事などで集中した際に歯と歯が当たっている人は、過度に顎に負担がかかるるために、顎関節症になりやすいと言われているんです。

よく顎が痛くなると感じる方は、一度、普段の自分の行動を確認してみてください。歯と歯が噛み合って起こることには、顎が痛くなるだけではありません。

もう一つの症状に、噛みしめることによって歯が欠けてしまうことがあります。

あれ、自分の歯の歯茎に近い部分がへこんでいる気がする、なんか最近、冷たいものがしみるなあと感じた方は、もしかしたら、歯茎と歯の境目の部分が削れてしまっているかもしれません。

歯が削れてしまうことにより、歯の外と神経までの距離が近くなり知覚過敏(歯がしみる)症状が生じます。

削れてしまった場所は、保険治療でCRという、白いプラスチックの詰め物を行えば修復は可能です。多くの場合は知覚過敏の症状が改善します。

しかし、歯が欠けてしまった原因を取り除かないと、再び、詰め物が外れてしまいます。しかしながら、現代の医療では歯ぎしりの改善はなかなか難しいのが現状です。そのため、歯ぎしりをした際に、歯に負担がかからないように対症療法として、マウスガードの装着を提案します。

朝、起きた時に特に痛みが生じる方は、マウスガードを装着することで症状の改善が見られる方が多いので、そのような症状がありましたら、一度ハリヨ歯科を受診してください。

そして、先ほどお話しした、日中に噛みしめているなどの自覚症状がある方は、できるだけ、歯と歯を当てないように意識していきましょう。

顎が痛くなる原因は顎関節症の他にも、別の問題があることがありますので、顎に違和感がある時は、一度歯科医院に受診することをお勧めします。

 

 

 


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