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歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その6〜

2019.11.15

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその6についてお話ししていきます。

テーマは、『歯を残すことで、認知症の予防ができる!!』です。

みなさんは認知症予防に何かしていますか?

超高齢化が進むにつれて、認知症患者が年々増加の一途をたどっていることをご存知ですか?2020年には292万人に達すると言われており、認知症は世界で最も多い脳神経疾患として知られています。

みなさんも、認知症にはなりたくないなあと思っていると思います。

そもそも、認知症の原因には色々あります。遺伝や、生活習慣、食事などがあると言われています。

高血圧や、糖尿病などの全身的な病気も関連があると言われているので、それらの治療をすることで間接的に認知症の予防にもつながります。

他に、バランスの良い食事をとることや、適度な運動をする、いろんな人とコミニュケーションをとるなども歯周病の予防につながると言われています。

その中で最近注目されているのは、歯周病菌との関連です。

認知症の中で最も患者の数が多いアルツハイマー型認知症においての研究では、アルツハイマー型認知症の患者さんの多くの方の脳から歯周病菌であるPG菌が発見されたとの報告もあり、歯周病菌とアルツハマー型認知症とに関連性があると言われており、歯周病菌が多く検出された患者さんの認知機能の低下が進んでいる傾向があることがわかっているそうです。歯周病が原因で認知症が発症されるか否かはまだ不明な点は多いですが、糖尿病と、認知症は強く関連している為、糖尿病と関連している歯周病をコントロールすることは、結果的に認知症を予防することにつながります。

なお、認知症が発症してる患者さんには、進行を抑えるのに有効な処置になります。

また、歯の数が少ない人は、歯の数が多い人に比べて認知症の発症リスクは高く、固形物を食べている患者と流動食(液体食)を食べている人では、液体食を食べている人の方が認知症のリスクを上げることなども言われています。

歯周病は、30歳以降で約8割の方が発症していると言われています。また、歯の喪失が始まるのは45歳から55歳と言われていることから、30歳前後から、しっかり口腔内をケアすることで、認知症を予防となります。

お子さんが見えるご両親によくお話するのですが、『自分の親が認知症になったら、介護が必要になったら介護はしますか?』とお聞きすると多くの方は『はい』と言われます。では、自分が認知症や介護が必要になった時に、お子さんに面倒をみてほしいですか?』とお聞きすると、多くの方はお子さんには迷惑をかけたくない。』と言われます。

では、その為に何か予防をされていますか?とお聞きしても、特に何もされていないと答えられる方は多いと思います。

前述したように、歯周病をコントロールすること、歯を残すことで認知症を予防できることにつながります。ぜひ、お子さんの為にもご自身のお口の中もチェックしてみませんか?

ハリヨ歯科では、患者さんの10年20年、30年先もお付き合いしたいと思っています。お口の中にお困りごとありましたら、いつでもご連絡ください。

 


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