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歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その3〜

2019.11.11

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその3についてお話ししていきます。

テーマは、『歯周病をコントロールする事で体も健康になる。成人編』です。

最近ではテレビなどでも歯周病と全身疾患の関係性の話をよく取り上げられているので、一般の方でもご存知の方も多くなってきていると思います。

とりわけ、よく話題に上がっているのは糖尿病や動脈硬化。

今回は、この2つのうちの糖尿病についてお話ししてきます。。

糖尿病。糖尿病手帳にも歯科受診のことや、内科で行われる糖尿病教室でも歯科のことを取り上げるのは普通になっています。それくらい、糖尿病と歯周病は切っても切れない関係になっています。

では、なぜ、糖尿病と歯周病が関係あるのか。

それは、歯周病なっていると、その歯の周りの歯肉は赤く腫れ上がり炎症を起こします。粘膜の表面は爛れており、触っただけで出血が起こります。そこで出される炎症性物質が腫れ上がっている歯茎の血管から血液中に入ってしまいます。中等度の歯周病になっている人のポケットの表面積は手のひらサイズになると言われています。

手や足などの皮膚の部分が、手のひらサイズに爛れていたら、みなさんびっくりしませんか?すぐに病院に行くと思います。

それと同じことが口の中で毎日起きていることになります。びっくりしますよね。

話は戻りますが、この爛れているところから、炎症性物質が血管内に侵入しインスリンに作用、インスリンの動きを悪くします。そのため、血糖値を下げるのに必要なインスリンが使用出来ないために、血糖値が下がりにくくなり、歯周病のコントロールが悪くなるのです。逆に、言えば、歯周病をコントロールをすることで、血糖値が下がりやすくなり、糖尿病の改善がみられます。全ての方に顕著に効果が出るわけではありませんが、患者さんによっては、歯周病治療を行い、定期的なクリーニングと家での歯磨きを徹底することにより、糖尿病の薬を飲まなくても血糖値が正常に戻ることもあります。

歯周病菌はお口の中に何億、何兆と存在すると言われています。その、細菌が腫れている歯茎の血管から体に侵入すると、悪さをする事は簡単に想像できると思います。歯周病をコントロールする事は全身を健康に保つことにつながるので、是非体の健康を守るためにも歯医者に受診してみてください!

 

 


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