こんにちは、ハリヨ歯科です。
最近は色々な技術が進歩してきてDX化がどんどん進んで、便利な世の中になっていますよね。
歯科でも、どんどん、設備が進歩しています。
今回紹介するのは、より、精密な歯科治療が行うための秘密兵器についてです。
その名も、ズバリ歯科用顕微鏡。
顕微鏡というだけあって、かなり、細かく見ることができそうですよね。
その通り、裸眼では見えない奥の奥の奥の、先までしっかりと見えてしまいます。
その倍率、なんと25倍。
25倍って言っても全然想像がつかないと思いますが
歯科用顕微鏡の倍率が25倍の場合、それは観察対象の対象物を25倍に拡大して見ることができることを意味します。
具体的には、例えば対象物が1mmの大きさであれば、顕微鏡を通して見るとその対象物は25倍の大きさで表示されます。つまり、1mmの対象物が25mm(2.5cm)の大きさで見えるようになります。
倍率が大きいほど、より微細な詳細を観察することができます。
要は、すごく精密によく見えるっていうことです。
ただし、拡大率が高ければいいというわけではありません。拡大率が高くなると同時に視野が狭くなるため、拡大された範囲だけを見ることになります。そのため、歯科治療などの場面では、適切な倍率の選択が重要となります。
では、拡大して治療をすることで実際何が良いと思いますか?
例えば
- 歯の詳細な観察ができる: 顕微鏡を使うことで、歯の表面や歯の中にある微小な変化や異常をより詳細に観察することができます。歯科医師は、虫歯や歯垢などの問題を早期に発見し、適切な治療を行うことができます。
- 歯科治療の精度向上: 顕微鏡を使用すると、歯科医師は治療をより正確に行うことができます。顕微鏡の下で拡大された歯の部分を見ながら、治療に必要な箇所に的確にアプローチすることができます。これにより、治療の精度と効果が向上し、患者さんの不快感や痛みを最小限に抑えることができます。
- 歯科医師の診断支援: 顕微鏡は歯科医師の診断をサポートする重要なツールです。微小な歯の異常や病変を確実に検出できるため、より正確な診断が可能になります。これにより、早期の治療計画を立てることができ、歯の健康を保つための最善の方法を選ぶことができます。
- 患者教育: 顕微鏡は患者さんに対して、自分の歯の状態を見せることができる貴重なツールです。顕微鏡を使用した画像やビデオを通じて、患者さんは自分の歯の状態をより具体的に理解することができます。また、治療の必要性や予防の重要性を伝えるための有効な手段となります。
これらのことから、歯科用の顕微鏡を導入することがより精密な治療を行う上で必須になりつつあります。
現在の、日本での歯科用顕微鏡の普及率は20%程度と言われており、今後さらに普及してくると思います。
ハリヨ歯科では、複数の歯科医師が在籍しているため、同時に顕微鏡を使用したい症例が多くあったため、6月より2台目の歯科用顕微鏡を導入しました。
気になる方は、是非、お問合せください。