妊娠を考えている方に、知っていただきたいこと。

2018.02.01
妊娠を考えている方に、知っていただきたいこと。

おはようございます。

大垣市今宿にむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今日は、現在妊娠している方、これから妊娠を考えている方へ知って頂きたいことがあります。

妊婦さんや、妊活中の方でここ数年、歯医者に受診していない方。歯が痛くなったことないから自分は歯が強く問題ないと思っている方。本当に大丈夫ですか?

ハリヨ歯科にも多くの方が妊産婦健診で当院を受診してくれます。

その中で感じることは、久しぶりに歯医者さんを受診する方がとても多いということです。

そして、もう少し早く受診してくれたら色々なアドバイスや治療ができるのにと思うことがよくあります。

 

そこで妊娠中に起こりやすいトラブルをいくつか挙げてみたいと思います。 妊娠時のお口のトラブル

①妊娠中の食べ物の好みの変化。

今まで、むし歯のリスクが低かった方も妊娠中の食生活の変化によって 急激にむし歯の数が増えてしまうケースもあります。

②つわりなどでお口のケアが困難になる。

妊娠中のつわりの程度はひとそれぞれです。つわりがひどいと今まで通り歯磨きが出来なくなることもあります。その為、歯茎や、親知らずが腫れやすくなります。その他にも、むし歯や歯周病のリスクが上がります。

③妊娠時には歯茎が腫れやすくなります。

妊娠時には女性ホルモンの分泌の関係で歯周病が悪化しやすくなります。

④妊婦さんに歯周病があると早産のリスクが7倍に上がります。

歯周病と早産の関係は、喫煙や飲酒、高齢出産よりも早産のリスクが高くなることをご存知ですか?歯周病により放出される炎症性物質が、出産時に子宮収縮を起こす物質と類似している為に、歯周病の悪化により、体が間違えて子宮収縮を起こし早産を生じてしまうのです!

『まだ若いから、私は歯周病ではない』と思っていませんか?

妊婦さんで歯周病になっている割合がどれくらいあるかご存知ですか?

66%〜98%と言われています。

統計のデータによってはほとんどの人が歯周病になっているということです。しかし、妊婦さんの95%は妊婦にとって歯や歯茎の変化は普通のことと認識し歯科医院に受診していないのが現実です

妊娠中にむし歯や歯周病が見つかっても、妊娠の時期によっては治療が困難なこともあります。また、症状によっては、痛み止めや抗菌剤を飲まなくてはいけない場合もあります。

ハリヨ歯科では妊娠を考えた時から早めに歯医者に受診することをお勧めします。

詳しくお知りになりたい方はハリヨ歯科にお電話ください