看板設置しました。

2018.03.04
看板設置しました。

おはようございます。 大垣市、安八、穂積市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育て世代にも優し歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

先日、ハリヨ歯科の敷地内に看板を設置しました。

以前より、患者さんから気付かずに通り過ぎてしまったと言われることがありました。初診でハリヨ歯科に受診する予定であったのにもかかわらず、通り過ぎてしまったと。中には2回目の受診なのにも関わらず通りすぎてしまったという方もおりました。ハリヨ歯科のコンセプトの中に、歯科医院らしくない歯科医院というのがありましたので建物の外観はなるべく歯科医院と感じにくいように設計を行いました。その、反面、歯科医院と認識しにくい見た目となってしまったために、患者さんが気付かずに通り過ぎてしまうこともありました。

これが、看板設置前の写真です。

こうして写真で見ると、看板が地味で街路樹などに馴染んでしまってわかりにくかったですね。

そのため、今回は自立看板のデザインを変えるとともに、ハリヨ歯科の中のことをもっと皆さんに知ってもらうために自立看板の横に大きい写真付きの看板を設置しました。

ハリヨ歯科の特徴として子育て世代が通いやすい歯医者さん、バリアフリーであること、キッズスペースや保育士が常時いることを看板に盛り込み名前を認知してもらうでけでなく、多くの方に、ハリヨ歯科がどんな歯医者であるかをわかるようにデザインさせていただきました。また、写真を載せていることで、ハリヨ歯科の中の雰囲気もわかって頂けるように意識し看板を設置しました。

看板の設置は朝9時から始まり夜の19時頃に終わりました。そのため、完成後の写真は夜になってしまいました。夜でも、みなさんに見やすいようにLEDライトをつけ設置しました。

実際、看板設置後に道路を車で運転しましたが、ハリヨ歯科の認知度は大きく変わったと思います。実際、隣のコンビニの店員さんに、看板設置でわかりやすくなりましたねと言われました。看板の設置により、患者さんが運転中に気付かずに通り過ぎることが減ると思います。

ハリヨ歯科では、これからも、患者さんの声を聞きながら、改善を繰り返し、いつまでも変化し続けられるようにしていきたいと思います。

大垣市、安八、穂積市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育て世代にも優し歯医者さん、ハリヨ歯科。

 

 

歯科医療の昔と今

2018.03.02
歯科医療の昔と今

おはようございます。 大垣市、安八、瑞穂市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育て世代にも優し歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

医療の世界は日進月歩。歯科だけでなく医科の世界も日に日に進歩し、過去無理だったことは今では当然のように可能になりました。

それにより、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)が求められるようになりました。

このQOLという言葉お聞きになったことはありますか?

医療業界で勤務されている方、介護業界で勤務されている方々はよく使われることと思います。

 

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)、直訳してそのまま「生活の質」です。

 

生きていればそれでいい・・・ではなく、患者さんがどう生きるかの質ということです。

医療技術、薬の進歩で様々な病気を持ちながらでも生きながらえることが可能になりましたが、いたずらな延命治療、患者さんへの侵襲が激しい治療を継続することによって、患者さんが理想とする、望まれる生活、人間らしい生活が実現できない状況を「QOLの低下」と言います。

 

人生90年の時代。昔なら助からなかった病気も助かり生きながらえることはできます。ただ長生きをしたいとは誰も思っていないはずです。人生何年になろうとも最後の時まで自分らしく今の“生活の質=QOL”を保ったまま楽しんで過ごしたいとみなさん願っているはずです。

 

このQOL、とても歯は重要です。

歯がないと言うことは、人とのコミュニケーションである会話も話しづらい、生きていくために必要な栄養の摂取である食べられない、楽しみであるはずの食を美味しく食べられないと言うことになるからです。
このQOLという概念さえなかった時代は歯科医院の数も少なく、1日に1人の歯科医師が200人診療していたなんてこともききます。

今の時代に1人で200人診ている歯科医師はほぼ皆無でしょう。

現代歯科医療の治療内容では到底1人の歯科医師が診られる数は歯科衛生士の手を借りて多くても50人。

1人の歯科医師が200人診るには手間のかかる治療はできず、「痛みをとる」が最大の目的であり、それには歯を抜くのがもっとも簡単で早かったのです。

今なら治療回数を重ねて残せた歯も昔は躊躇なく抜いていたことが推察されます。

抜いた後のQOLに触れることのない時代でした。

ましてや、健康に歯を残すために歯科医院に定期検診に行くなんてことはありません。歯を抜いて痛みがとれたら通院はおしまい。

そして、今より歯を抜く基準は低かったのです。

 

今はどうでしょう。歯は抜きたくない、抜かない方がいいとお考えの方は多いことでしょう。歯医者になるための歯科大学でも歯を抜くことはおろか、一度削った歯は戻らない、削るのは最小限にという教育がされています。

 

その甲斐あって、歯が年齢を重ねても人昔前より残っているはずです。そのおかげで、好きなものを思い通り食べ、楽しく話し、笑うことができます。

しかし歯が残ることでの弊害もあります。

 

歯周病です。昔は歯周病になる前に抜いてしまっていたので歯周病の認知は現代人が遅れていると言えるでしょう。

歯が残っていることで、その歯をさらに残すためには歯周病のケアの必要があるということであるのに、歯は残れど歯周病のケアのための定期検診への意識が低いのが現状と感じます。

これからの楽しい人生のQOLの維持、向上のためにハリヨ歯科へのご来院お待ちしています。

オリンピック選手を目指して

2018.03.01
オリンピック選手を目指して

おはようございます。 大垣市、安八、瑞穂市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育て世代にも優し歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

連日続く、白熱のそして感動の冬季オリンピックが終わりました。

オリンピック選手のくり出す技の数々、同じ人間がやっているの!?なんて思ってしまいます。

あんなことどうやったらできるの!?どうやってあんなことできるようになったんだろう!?

 

こんなこと言いながら、私自身は体を動かすことは好きですが実はあまりスポーツ観戦はしないのです(^◇^;)オリンピックもニュースの総集編しか見ていません(^◇^;)

ではこのタイトルは?

 

これは、先日ブログにも載せさせて頂いた〜一生自分の口で美味しく食べる〜の回のお母様を介護せれているご家族との会話からのタイトルです。

 

介護生活をかれこれ20年されているそうです。いつお話をしても苦労を苦労とは感じさせず、前向きに介護を楽しむようにされているそうです。

 

その患者様ご家族から学ばせて頂くことは大変多く、尊敬の念を抱かずにはいられません。いつもご来院時の会話を私たちは楽しみにしています。

 

その患者様ご家族は、毎日の生活だけでも労力がかかることが多いに違いないところに私たちからしても毎日続けるのは大変だろうなという、お母様の嚥下の訓練をきっちりお家で行ってくださいます。

ハリヨ歯科では毎週通院していただき、誤嚥性肺炎の予防・改善のための口腔内清掃と嚥下機能の評価、そしてお家での嚥下のためのトレーニングの指導を行っています。

 

そのご家族が「オリンピック選手のインタビューで、できることをしただけですというコメントがあったけどそれは介護も同じだよ」とお教えいただきました。

オリンピック選手もいきなり人間ばなれした大技を決めたわけではないと。

 

まさに千里の道も一歩から。

 

ハリヨ歯科ももうすぐ開院1年を迎え多くの患者様との出会いがありました。ありがたいことにたくさんの患者様から感謝のお言葉、ご満足のお言葉を頂戴しました。

しかし、ハリヨ歯科は目指す姿があります。それにはまだまだやりたいことがたくさんあります。まだまだ学び患者様に還元していきたいことがあります。医療は日夜進歩するため学び続けることはもちろんです。それ以上にハリヨ歯科が患者様、地域の皆様にできること、より良いハリヨ歯科になるためにやることは尽きず・・・

 

たまに先を見ては途方にくれることもありますが、先日TCセミナーに参加し全国から集まる他院のスタッフやセミナー講師に刺激されてきたスタッフとも確認!!

オリンピック選手のようにやれることをやるだけ。そしてハリヨ歯科の目指す姿に!!

ハリヨ歯科もオリンピック選手のような地道な努力を重ね、いつか人間離れした大技が決められるようになります(笑)

これからもハリヨ歯科をよろしくお願いします。

歯科医院の予約制度

2018.02.28
歯科医院の予約制度

おはようございます。 大垣市、安八、瑞穂市近郊のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で、無料託児も行っている子育て世代にも優し歯医者さん、ハリヨ歯科の長縄です。

現在の歯科医院の多くは予約制度を取り入れていることは既にご存知の通りのことと思います。

この予約制度、最近の耳鼻科や小児科では見られるようになってきましたが、内科などの医科の医院ではあまりありませんね。なぜ歯科医院のほとんどは予約制なのでしょうか?
答えは患者様の待ち時間をできるだけ少なくする目的で取り入れられています。

また、内科などと違い歯科では歯科医師でなければできない処置に時間がかかるため、1人の歯科医師が1人の患者に対して必要な処置の時間を確保しなければなりません。

予約制度の確立しない時代の昔の歯科医院での待ち時間をご存知でしょうか?

 

私の祖母の時代は朝の4時から並んで歯科医院受診は1日仕事だったとききます。

今はどうでしょう?歯科医院で過ごす時間は待合、治療、会計を終えても長くて2〜3時間ではないでしょうか。
その時代は歯科医院の数も少なく、郊外地には歯科医院もなかったため歯医者に行くために泊まりで行った、または歯科医院のある市町村では歯医者にいく人を家に泊めてあげたなんてこともききました。

そして、歯科医院の数が今よりずっと少なかったため1日に1人の歯科医師が200人診療していたなんてこともききます。

今の時代に1人で200人診ている歯科医師はほぼ皆無でしょう。

1人の歯科医師が200人診るには手間のかかる治療はできず、痛みをとるだけの目的で歯を躊躇なく抜いていく時代でした。

 

今はどうでしょう。歯科医院の数はコンビニよりも多いくらい充足しています。患者様が歯科医院を選ぶことができます。歯の重要性も認識され、できるだけ歯は残すための治療もできる時代です。

痛みだけとるために残せる歯も抜くではなく、歯科医療に質を求めることができる時代です。

 

歯科医師が必要な処置を必要な時間しっかりかけて治療ができます。

そのためにはしっかり時間をその患者様のために確保する。それが予約システムです。

 

しかし、予定を事前に組む予約システムも予期せぬことが起きます。今現在痛みが強いので、予約はしていないけどどうしても診て欲しいなどの急患患者さんです。人の身体はプラモデルではないため状況が変わることもあり治療内容の変更、治療の進行状況も全て機械のようにきっちりすすむわけではありません。

 

ハリヨ歯科ではできるだけ待ち時間も少なく、事前にご予約頂いている患者様とのお約束を守るよう努力しています。

 

お待ち頂くことこともあるかもしれませんが、なにとぞご理解ください。

 

また、ご予約の急なキャンセルはそのご予約の時間の間、治療を望まれている別の患者様の治療ができなくなるということでもあります。

この曜日のこの時間しか来られない、なんて方も多くおられ治療も早く進めたいと望まれている方のチャンスが減るのは残念なことです。急なキャンセルのないようご協力お願い申しあげます。

そして、予約時間に遅刻されるということは、次のご予約の遅れずにご来院される患者様のお時間を頂戴するわけにもいかないため、せっかくお時間をとってのご来院頂いても、ご自身の治療時間が短くなってしまいます。

これはそのぶん、来院回数が余分にかかるということです。

 

ご予約のお時間に余裕を持ってのご来院、お待ちしております。

セミナーに行ってきました!

2018.02.23
セミナーに行ってきました!

おはようございます。
大垣市、垂井、瑞穂市にある歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者さん。保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の受付兼助手の種田です。

きょうは、自分のスキルアップのために東京にセミナーにいかせていただきました。

 

みなさんはトリートメントコーディネーター(TC)って、ご存知ですか??

知らない人も多いだろうと思います。

トリートメントコーディネーター(TC)とは
歯科医師と患者さんの間に立ち
患者さんの気持ちを聞き、患者さんが納得のいく治療を進められるようにする架け橋のような存在のことです。
「歯のことなんてわからないから、先生にお任せでいいわ!」と言われる方もみえるかもしれません。
でも、もし、相談もなく歯を抜かれたら?
削らなくてもいい健康な歯を削られたら?
もっといい治療方法があったとしたら?

歯も自分の身体の一部です。
自分でしっかり今の現状を知って、適切な治療を受けたいと思いませんか??

通ってみえる方の中には、
「説明を受けずに勝手にされて…」と
後悔されている方もいないわけではありません。

ハリヨ歯科の医院の目標として
どこの歯医者よりも患者さんとお話する
とあります。
その言葉通り、
たくさんお話しして、一緒に考えて
患者さんの人生がより良いものになるように
わたしもハリヨ歯科のスタッフとして
貢献したいと思いセミナーに参加しました。

全国からたくさんのTC志望の方が集まり
すごくいい雰囲気の中で
自分に足りないもの
これからやっていくこと
たくさんのものを持ち帰ることができたように思います。

今後もハリヨ歯科に来てくださる
患者さんが安心して、満足して
通っていただけるように
わたし個人も成長していきます!

セミナーに参加させてくださった
院長先生、副院長先生に感謝して
明日からも笑顔で頑張ります(^^)

食生活と歯

2018.02.21
食生活と歯

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

みなさん、お口の中の状態が食生活と大きく関係することはご存知でしょうか?むし歯をつくらないためには磨き残しのない歯磨きを行うことだけではなく、どんなものをどのように食べるのかという食生活はとても重要です。

 

現在ハリヨ歯科に通院していただいている80歳の男性の実際のお話です。80歳を越えもご自身の歯が20本以上しっかり残っておられ、先日大垣市から“8020”の表彰(80歳で20本の歯が残っておられる方への表彰)を受けられました。

 

この方は最初むし歯を治して欲しいとのことでハリヨ歯科にご来院されました。お口の中を確認すると、小さなむし歯が多数見つかりました。

お聞きしていくとハリヨ歯科開院前にも定期的に歯科医院での検診を受けておられたそうで、これまではそんなにむし歯ができたことはなかったそうです。なぜ小さなむし歯がこのように一気に多数できてしまったのでしょうか。

 

ハリヨ歯科では初診時に全身のことを含めて問診させていただきます。

これは一見関係ないように思われるご病気でも歯科治療に関わることが多いからです。また、安全管理のため全身状態を把握した上で治療することが望ましいためです。

 

その際に、3年前に胃癌により胃の1/3を摘出する手術を受けておられたことを把握していました。胃の大きさが1/3になるということは一度に多くは食べることができなくなります。

 

これを踏まえた上で、むし歯がたくさんできてしまった原因について患者様と考えました。

食生活についてお聞きしていくと、胃の手術をしてから一度に食べられる量が減ったため、少しでもカロリーをしっかりとった方がいいのではというお考えから患者様の息子さんからできるだけ甘いものを食べるようにとの助言があったそうです。またご自身の畑で色々な種類の豆類を栽培されており、それをご自身で甘納豆をつくられるそうです。それを食べるのが楽しみだということも教えてくださいました。

消化器外科の主治医の医師からもちょこちょこ食べるように指導があったそうです。

 

このお話から、過去にはそれほどむし歯ができなかったこの患者様が、ここ最近でむし歯が多数発生した原因が明らかになりました。

 

3年前の胃の手術後から、“甘いもの”を“ちょこちょこ”食べるようになったという食生活の変化によりむし歯が多発したのです。

 

この患者様は自己管理をする意識がとても高い方で、むし歯の成り立ち、ご自身の現状についてお話すると、それに対して前向きに改善するよう努力されます。

今後もハリヨ歯科はこの患者様の“お口からの全身の健康”を守るため力を尽くしたいと思っています。

 

今回は胃の手術による食生活の変化でしたが、他にも食生活が変化することは往々にしてあります。

今までは大丈夫だったのに・・・ということがないよう、一人一人の患者様の生活背景に寄り添ったお話ができるようハリヨ歯科は努めています。

 

インプラントの良いところ、悪いところ。

2018.02.20
インプラントの良いところ、悪いところ。

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

前回に引き続き第三弾、歯を抜いた後にどうやって補うかについてお話ししていきます。前回、前々回は入れ歯、ブリッジについてお話ししましたので、今回はインプラントの良いところ悪いところについてです。

みなさん、インプラントとはどんなものかご存知ですか?一度は聞いたことがある方が多いとおもいます。

インプラントとは、簡単にお話しすると、歯がなくなってしまった部分の骨に、人工的な歯の土台となるネジを打ち被せ物を被せるものです。

インプラントの良いところ

①他の歯を削らなくて良いこと。

ブリッジとは違い、インプラントは自分の歯と同じように単独で機能することができるため、他の歯を削るなどの負担を求めなくて良くなります。

②隣の歯に負担がかからないこと。

入れ歯の場合は、無くなった歯の隣に針金がかかるために、つけたり外したりする際に、少なからず残った歯にダメージが生じます。インプラントは他の歯に負担を求めなくて良いので、周りの歯を守ることもできます。

③取り外しをしなくて良い。

ブリッジと同様に取り外しをする必要がありません。

④違和感がない、自分の歯と同じような感覚で噛むことができる。

インプラントの悪いところ

①自分の歯と同じようにインプラントも歯周病になります。

患者さんの中には、インプラントは一生ものだと思われている方がいらっしゃいますが、実際は、インプラントは体にとっては異物と認識されてしまいます。そのため、手入れをしっかりしていかなければ、自分の天然の歯と同じように歯周病になって、抜けてしまうこともあります。むしろ、インプラントは先ほど説明した通り、異物であるので自分の本物の歯よりも、丁寧にブラッシングやケアをしていかないと歯周病になりやすくなるので注意が必要です。

②手術が必要

インプラントの手術は、局所麻酔を行っての手術が必要となります。

インプラントを埋める骨の状態にもよりますが、それほど大掛かりな手術でもありません。術後の痛みや腫れも、多くの症例ではあまりないことが多いので、手術後に患者さんからもう終わったの?と言われることもよくあります。

③自費診療

インプラント治療は保険診療外のため、自費診療になります。

これまで、説明した入れ歯、ブリッジ、インプラント、それぞれに良いところと悪いところがあります。患者さんの歯の状態や、歯を支える骨の状態などからどれが患者さんにとってベストかは変わってきます。

ハリヨ歯科では、すべての治療法を十分に説明した上で、治療方法を決めていきます。何か、お困りごとなどありましたら、ハリヨ歯科にご相談ください。

入れ歯のいいとこ、悪いとこ

2018.02.18

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

むし歯や、歯周病などなんらかの理由で歯を抜いてしまった後に、なくなった部分に、なんらかの処置で補わなくてはなりません。

よく、患者さんから抜いた後、抜きっぱなしにしたらどうなりますか?と聞かれることがあります。抜きっぱなしにしておくと、いろいろな弊害が生じてきます。

①噛みにくい

本来あるべきところに歯がないため、食べ物を噛むときに食べ物がはがない部分

に逃げてしまい噛みにくくなります。

②歯抜けの状態になり見た目が悪い

奥歯なら見た目的にはわかりにくいのですが、前から4番目くらいの歯までは笑ったときに見えるので、見た目的に歯抜けな状態になってしまいます。また、歯がないことで、笑うときの見た目が気になり、ぎこちない笑い方になってしまうこともあります。

③隣の歯が抜いた部分に倒れこんでくる

歯が抜けた部分を長期的に放置していると、隣り合う歯が、抜いた部分に倒れてきてしまい斜めになってしまうことがあります。歯が斜めになることで、噛み合わせがおかしくなったり、歯周病が進行しやすくなります。

④今まで噛み合っていた反対の歯が、噛み合う部分がなくなってしまうことで、歯が伸びてきてしまう。

歯がなくなった後、長期的に放置していると噛み合う歯がなくなってしまうことで、反対の歯が伸びてきてしまいます。何年も放置している方で、数年ぶりに歯医者に受診した場合に、歯が伸びて抜けてなくなった部位のアゴまで触れてしまうくらい歯が出てきてしまうこともあるのです。そうなった場合は入れ歯を入れるスペースなどがなくなるため、噛み合う歯の神経を取ってはの高さを整える必要が出るためそのときは、治療期間も、費用もかかってしまいます。

以上が大まかな歯を抜いた後に放置した場合についての注意点です。

では、抜けてなくなった場所はどう補えば良いでしょう?

ハリヨ歯科で患者さんに説明する抜けた部分を補う方法は、①入れ歯、②ブリッジ③インプラントの3つです。

今回はその中で①の入れ歯についてお話しさせていただきます。

まずは、入れ歯のいいところ!

①取り外しができるので、入れ歯も歯を抜いた隣の歯も綺麗に掃除ができる。

②歯を削ったり外科的な手術が必要にないこと

次に入れ歯の悪いところ

①入れ歯の下や、針金に食事の後に汚れがたまりやすい。

②針金があり見た目がイヤ

③噛む力が、自然の歯と比べて弱い

④取り外しをしなければいけないことと、毎日洗わなければいけない

などではないでしょうか?

この中で②の見た目に関しては、特殊な入れ歯を選択すれば針金がない入れ歯もできますのでご興味がある方はスタッフまでお声掛けください。

ハリヨ歯科では、患者さんになっとくして選んでいただくために、あらゆる選択肢のお話しをさせて頂き、患者さんに理解していただき患者さんに決断していただくように心がけています。ハリヨ歯科に通っていただいているからこそ、後から後悔しないように、ご自身の歯に興味と責任を持ってもらい、いつまでも健康な歯と、健康な身体でいつづけることができるようにこれからも情報を伝えていきます。

何か、お困りごとなどありましたら気軽にご相談ください。

歯周病が怖い理由(4)

2018.02.15
歯周病が怖い理由(4)

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

今回は歯周病が怖い理由第4弾として、皮膚症状と歯周病についてお話しします。

最近、お口の中の歯周病や扁桃腺などの慢性的な感染により、手や足などの皮膚に炎症を起こすことが医療界の中で注目を浴びています。

簡単にお話しすると、歯周病が進行していたり、お口の中の清掃状態が異常に悪いことによって手や、足があれる事があります。皮膚科などに受診して、あらゆる検査や、お薬を飲んでも治らない場合は、歯周病が原因かもしれません。

今回は、ハリヨ歯科で実際に通院している患者さんについてお話しします。

患者さんは数年前より手や足の肌荒れに悩み、総合病院の皮膚科に受診し、詳しく検査をするために大学病院の皮膚科に紹介され詳しく検査を行いましたが、原因は不明、お薬の内服と、塗り薬で経過観察になっていました。その後、皮膚科の主治医から歯科医院の受診を勧められて当院に受診となりました。

下が当院の初診時の手の写真とお口の中の写真です。

手のひらが全体的にただれている状態です。

お口の中の状態も歯面全体的に食べかすがべったり付いています。歯茎も全体的に腫れており、検査時に触っただけでも出血をする状態でした。

口腔内の状況と、手の皮膚症状を診察し、口腔内の慢性炎症による症状の可能性が考えられたため、歯周病治療を開始しました。

初診時に患者さん本人に、歯磨き指導、食事指導を行いました。

1週間後のお口の中の写真と手の写真です。

口腔内の清掃状態は劇的に改善しています。手の平の皮膚症状も改善傾向にあります。

最後に治療後のお口の中の写真と手の写真です。

ご自身での歯磨きも徹底されており、歯茎の腫れや、出血もなくなっています。

それに伴い、手の皮膚症状はほとんど消失しています。

ハリヨ歯科に受診するまで、皮膚科で診てもらっても数年治らなかった症状が、歯周病治療とご自身のブラッシングで治ったんです。

いかに、お口の環境が全身に影響しているかを改めて実感する経験になりました。

歯周病はご自身ではなかなか自覚症状がありません。歯周病の自覚症状の一つである歯がグラグラしたり、痛みを伴ったりした時には、歯の周りの骨が溶けている状態ですでに歯周病が進行している状態かもしれません。症状が出現する前に歯科医院に受診し、お口の中の環境を整えましょう。

タバコはなぜいけないの?

2018.02.13
タバコはなぜいけないの?

おはようございます。

大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。

皆さん、タバコは吸われますか?私は、人生で一度もタバコを吸ったことがありません。父親が、ヘビースモーカーということもあり、タバコの臭いが苦手だったので一度も吸いたいとも思ったことはありませんでした。

最近は、タバコによる体の害のことや、たばこ税などでタバコの値段の高騰、分煙や禁煙の場所が増えたこともあり、タバコを吸っている方の数も減っているとききます。それでも、なかなかやめられないのがタバコだと、タバコ愛好家の友人から良くききます。今回は、歯周病とタバコとの関係についてお話しさせていただきます。

タバコを吸うことで発生する煙に含まれている一酸化炭素は歯茎への酸素の供給を妨げます。さらにニコチンは一種の神経毒で血管を収縮(縮める)する作用があります。

この、歯茎への酸素の供給を妨げることと、歯茎の血管を収縮する作用とは簡単に言うと、歯茎に十分な健康な血液が行かなくなってしまうということです。

歯周病になっている人のお口の中は、歯茎の周りにたくさんの歯周病菌が存在し、それによって歯茎に炎症が生じ腫れてしまい、触るだけで出血してしまいます。歯茎が腫れているということは、体が歯周病菌をやっつけようと思って免疫機能が働いている証拠です。

しかし、タバコを吸っていることで、血管が収縮されてしまい、本来歯茎が腫れているところが、反対に引き締まって見えてしまいます。同じように歯茎からの出血も出にくくなります。その為、歯周病菌はやりたい放題となり、歯周病が進行しやすくなるのです。

さらに、タバコを吸っている人の歯周病治療は、吸っていない人と比べて治るスピードが遅かったり、再発も生じやすくなります。

その為、歯周病を直す為にも禁煙をすることをハリヨ歯科はお勧めしています。

禁煙をすることで、歯周病のリスクが4割ほど下がると言われています。

お口の中の変化としては、禁煙をして1週間ほどすると、歯茎の血流が正常な状態に戻ります。それによって、今まで歯周病があってもニコチンなどの影響で歯茎の腫れが隠されていたものが、血流が戻ることで歯茎の腫れや出血が生じびっくりするかもしれません。しかし、それが本来の歯周病の状態です。そこからしっかり歯周病治療と歯磨きを徹底することで、歯茎の腫れや出血は治まってきます。歯茎の変化を実感できると思います。

他にも、禁煙することでいいことはいっぱいです。

血栓症や心臓発作のリスクが半減したり、肺がんのリスクも下がります。歩行など、日常動作も楽になってきます。

ご自身がタバコを吸っている方、家族でタバコを吸ってるかた、一度ハリヨ歯科に受診し、お口の中をチェックしてみていかがですか?