歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その3〜

2019.11.11
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その3〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその3についてお話ししていきます。

テーマは、『歯周病をコントロールする事で体も健康になる。成人編』です。

最近ではテレビなどでも歯周病と全身疾患の関係性の話をよく取り上げられているので、一般の方でもご存知の方も多くなってきていると思います。

とりわけ、よく話題に上がっているのは糖尿病や動脈硬化。

今回は、この2つのうちの糖尿病についてお話ししてきます。。

糖尿病。糖尿病手帳にも歯科受診のことや、内科で行われる糖尿病教室でも歯科のことを取り上げるのは普通になっています。それくらい、糖尿病と歯周病は切っても切れない関係になっています。

では、なぜ、糖尿病と歯周病が関係あるのか。

それは、歯周病なっていると、その歯の周りの歯肉は赤く腫れ上がり炎症を起こします。粘膜の表面は爛れており、触っただけで出血が起こります。そこで出される炎症性物質が腫れ上がっている歯茎の血管から血液中に入ってしまいます。中等度の歯周病になっている人のポケットの表面積は手のひらサイズになると言われています。

手や足などの皮膚の部分が、手のひらサイズに爛れていたら、みなさんびっくりしませんか?すぐに病院に行くと思います。

それと同じことが口の中で毎日起きていることになります。びっくりしますよね。

話は戻りますが、この爛れているところから、炎症性物質が血管内に侵入しインスリンに作用、インスリンの動きを悪くします。そのため、血糖値を下げるのに必要なインスリンが使用出来ないために、血糖値が下がりにくくなり、歯周病のコントロールが悪くなるのです。逆に、言えば、歯周病をコントロールをすることで、血糖値が下がりやすくなり、糖尿病の改善がみられます。全ての方に顕著に効果が出るわけではありませんが、患者さんによっては、歯周病治療を行い、定期的なクリーニングと家での歯磨きを徹底することにより、糖尿病の薬を飲まなくても血糖値が正常に戻ることもあります。

歯周病菌はお口の中に何億、何兆と存在すると言われています。その、細菌が腫れている歯茎の血管から体に侵入すると、悪さをする事は簡単に想像できると思います。歯周病をコントロールする事は全身を健康に保つことにつながるので、是非体の健康を守るためにも歯医者に受診してみてください!

 

 

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その2〜

2019.11.09
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その2〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

前回に引き続き、歯医者に定期的に受診した方が良い理由10のその2についてお話ししていきます。

テーマは、『歯周病菌をコントロールすることで、歯周病の進行を抑制することができる。』です。

なぜ、歯周病になるのかについては以前お話ししたと思います。

歯周病の一番の原因は歯周病菌の存在、プラークの除去ができていないことです。

このプラークにより、歯茎や歯を支える骨に炎症を起こし、徐々に骨を溶かしてしまいます。そのため、このプラーク(細菌)をコントロールすることで歯周病もコントロールすることが可能となるわけです。

では、どのようにして、細菌をコントロールするのでしょうか?

そのひとつとして、毎日の歯ブラシです。ついてしまった、汚れを、毎日丁寧に磨くことで、このプラークの付着する量は劇的に改善することは可能です。

そのため、ハリヨ歯科で大事にしていることの一つとして、歯磨き指導があります。ハリヨ歯科では、初診時や歯周病治療時、メインテナンス時には必ず普段使っている歯ブラシを持参して頂いています。ハリヨ歯科に受診してくれた患者さんの多くの方から、ハリヨ歯科にきて歯磨きの重要性がわかった。意識が変わったという感想をおっしゃって頂いています。

しかし、歯磨きだけでは、すべての汚れを取ることはできません。

皆さんは、バイオフィルムって聞いたことはありますか?

あまり、聞き慣れない言葉だと思います。歯に付着したプラークが時間を断つとそこに膜を形成しバイオフィルムとなります。バイオフィルムは膜を形成することにより抗生剤や、消毒薬、白血球は膜を通過することがでいないために、効果はなく、機械的に除去をする必要があります。

あまり、ピンときていないと思いますので、もう少しバイオフィルムをわかりやすく説明すると、洗面台や、お風呂場を思い受かべてください。掃除をしていないまま、数日放置しているとぬるぬるしていませんか?あれをバイオフィルムと言います。そのヌメリを取ろうと思うっと、洗剤を使ったり、ブラシを使ったりしないとなかなか綺麗にとれませんよね。

お口の中でも同じことが起きているのです。

バイオフィルムを形成すると、歯磨きでは除去が難しくなるため、歯科医院で除去する必要があります。

その為には、定期的に歯科医院に受診し、バイオフィルムの除去をすることで歯周病をコントロールしていきましょう。

お口の中で気になること、お困り事などありましたらいつでもハリヨ歯科にお越しください。

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-2〜

2019.11.08
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-2〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

前回のblogの続きです。

定期受診することで、『小さいむし歯の状態で発見することができる』がテーマでした。小さいむし歯で発見できるメリットとして、痛みを伴わずに治療ができることが挙げられました。

次に、

2.歯医者に行くと時間がかかる。一回行くとなかなか終わらない。

と言うイメージがあると思います。

時間がかかりすぎてしまう多くの方は、お仕事などが忙しく、なかなか歯医者に来るタイミングがなく、数年ぶりに歯医者に受診したと言う方ではないでしょうか?

その為に、複数個のむし歯が見つかってしまったり、歯の神経を取らなければならなかったり、昔、治療した歯の根っこが膿んでしまったりと、治療する歯が複数個あるとなかなか、終わらなくなってしまいます。

ある、統計では、1年間歯医者に定期受診していないと平均して2個のむし歯ができると言われています。その為、五年ぶりの人では10個程度見つかってしまうこともあるんです。そうなると、長期間の通院が必要となり、途中で治療の中断をしてしまう方もいます。そうしたら、再度治療開始時には、むし歯が進行している為大掛かりな治療が必要となってしまうこともあります。

その為、定期受診していれば、小さい状態で見つけることができるために、一回の治療ですみ、治療で長期間受診する必要がなくなります。

3.治療費が高い

治療期間が長くなると同じように、久しぶりの受診だと、一本にかかる治療に回数、時間がかかるため治療回数が増えます。その分、診察料もかかりますし、大きな被せ物が必要になるため費用も高くなります。

下に痛くなる前の小さなむし歯の治療と、痛くなってからのむし歯の治療の簡単な治療回数と、費用を載せます。

小さいむし歯で見つかった場合は、通常処置としては一回で終わります。定期受診している人は、再診になりますので、実質的に1日目の診査診断および初診料は必要なくなるので、二日目のみになると、一回の治療になります。

小さい状態であれば、多くて2回の受診、費用は約4500円、ズキズキしたむし歯であれば、最低でも5回の受診が必要で費用は11600円と治療費も治療回数も約2.5倍になるんです。(状態が悪いと、通院回数、治療費は増える可能性があります。)定期受診で通われている方では1回の通院で終わりますし、費用も1000円程度で11分の1で終わることができます。

久しぶりの受診の場合は、最初に、問題となっているお口の中を治療しリセットする必要がありますので、通院回数がかかってしまうかもしれません。

ハリヨ歯科の患者さんには、治療が終わって、むし歯も歯周病もコントロールされてからが本当の歯医者と関わり合いですとお話しささせて頂いています。

是非、お口の中の健康をハリヨ歯科とともに作り上げていきませんか?

いつでもご来院お待ちしています。

歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-1〜

2019.11.07
歯医者に定期的に受診した方が良い10の理由。〜その1-1〜

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんは定期的に歯医者に行かれていますか?

以前だと、ほとんどの方が、痛いときに行くのが歯医者だと思われてい方も多いと思いますが、最近みえる初診の方は、『もともと定期的に受診していたよ。』っと言われる方も一定数おられることを実感しています。

ハリヨ歯科としては、もっと、もっと多くの方に歯医者との上手な付き合い方を知っていただければと思います。

そこで、今回は、定期検診をした方が良い理由を説明していきたいと思います。

歯医者に定期的に受診した方が良い理由①

『小さいむし歯の状態で発見することができる』からです。

当たり前のことなんですが、これが、なかなかできない方も多くいると思います。

歯医者のイメージを聞くと、上位によく上がってくるのが以下の3つです。

1、痛い

2、時間がかかる(一回行くとなかなか終わらない)

3、お金が高い

このいずれも、解消することができます。

まずは、痛いについてです。

痛いのは麻酔の痛みも患者さんが敬遠される一つだと思います。麻酔による痛みは概ねは、術者のテクニック、器具などで、ほとんど痛みなどなく打つことは可能となっています。(歯を抜くなどの処置の際の麻酔は除く:むし歯治療の際は基本的にほっぺた側に麻酔をします。ほっぺた側に打つ麻酔に関しては術者のテクニックである程度痛みはコントロールすることは可能です。しかし、歯を抜くときには外も内も麻酔をしなければいけません。内側に麻酔をするときに痛みを生じてしまうことがある。)もう一つの痛みは削る時の痛みではないでしょうか?削る時の痛みは通常は麻酔をすれば基本的には痛みはなくなります。

しかしながら、歯に痛みを伴っている急性期の状態では、なかなか、麻酔がきかないことがあります。

これは、炎症(痛みが強いとき)していると、その周りの組織がPHが酸性に傾いてしまいます。麻酔の性質上酸性に傾いている部位には麻酔が効きにくいことがわかっています。そのため、痛い時ほど、麻酔が効かないので患者さんも苦労をしてしまいます。その記憶があるので、歯医者は治療するときに痛い、自分は麻酔が効きにくい体質なんだと思い込んでしまい、足が遠のいてしまうのではないでしょうか?

定期的に受診していれば、基本的には小さい状態でむし歯が見つかるので、早期発見、早期治療が可能となります。初期のむし歯であれば、自覚症状がないので、麻酔も効きやすく、痛みなく処置が可能となります。

次回に続きます。

 

歯石は取った方が良いの?

2019.11.06
歯石は取った方が良いの?

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

今日は歯石について説明したいと思います。

歯石とは、以前説明しましたがプラーク(http://www.hariyo-dental.jp/blog/?p=1269)によって作られます。プラークとは簡単に説明すると、歯周病菌や虫歯菌などの細菌の塊のことです。

プラークが歯にくっついた後は、死んでしまいます。その後、死んだプラークが固まって歯石を作ってきます。

その歯石にさらにプラークが付着し、歯石に変わって大きくなっていきます。

実は、歯石自体は、歯周病を悪化させることないんです。

じゃあ、歯石は取らなくてもいいのって思われるかもしれません。

その答えは、歯石は取った方が良いです。それは、なぜか。

歯石があると、その周りにプラークが付着しやすくなるからです。歯石が付着していると、清掃性も落ち、しっかりと汚れが落ちなくなってしまうために、細菌の巣窟になってしまいます。そうすると、歯茎が腫れて、歯周ポケット(細菌の住処)は大きくなり、細菌が増え体に悪さをしてくるからです。

そのため、定期的に受診して、歯石を取る必要があります。

もう一つ大事になるのが、普段の歯磨きでプラークを除去すること。

歯は一日三回しっかり磨いているから大丈夫と思われているあなた。本当に大丈夫ですか?

日本人の多くの方は1日に3〜2回歯を磨くと言われています。ここで一番大事なのは、磨いているのと磨けているのでは違うということです。

1日3回磨いていても、歯ブラシが自分に合っていなかったり、磨き方が違ったり、歯磨き粉が合っていなかったりと、しっかり磨けていないかもしれません。

定期的に3ヶ月に一回歯医者に歯石とりに行っているから大丈夫と思われている方もいます。確かに、3ヶ月に一回定期受診していれば、歯周病の進むスピードは、定期的に行っていない人に比べて、遅くなると思います。しかし、進行を止めることはできません。90日間の歯磨きが上手に行かなければ、1日だけ歯医者で綺麗にしても根本的な解決にはなりません。そのため、日頃の歯磨きにも注目してみてください!

同じ時間、歯磨きを行うなら、効率よく、効果のある歯磨きをした方が良いのはわかると思います。

ハリヨ歯科では、初診から、歯周病治療、定期メンテナンスの際には必ず、ご自宅で使用している歯ブラシを持参していただいています。それは、歯科医院に定期的に通うのと同じように、歯磨きを大事にしているからです。

お口の中でお困りごとがある方は、ぜひ一度ハリヨ歯科に受診してみてください。

 

むし歯は年齢によってなりやすい部位が違うって知っていますか?

2019.11.04
むし歯は年齢によってなりやすい部位が違うって知っていますか?

こんにちは。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

皆さんは、いくつになっても、むし歯になりやすい部位は一緒だと思っていませんか?実は、年齢によってむし歯になりやすい部位が変わってくるんです。

小さい時、特に乳歯が生えたばかりの時や乳歯が永久歯に生え変わった時期には、咬合面という、歯の溝の部分からむし歯になりやすくなります。

これは、生えたばかりの歯は溝が深いためにむし歯になりやすいからです。

 

 

 

 

 

 

次にむし歯になりやすくなるのは、歯と歯の間(隣接面)部から進行するむし歯です。歯と歯の間は通常は隣の歯と接しているために、フロス(糸ようじ)などを使用しないと、間に食べ物が残ってしまって、そこからむし歯になります。

ジュースをよく飲む人や、砂糖入りのコーヒー紅茶を飲む人、飴や組などの間食が多い人などがよくなるむし歯です。

そして、次の段階に行くと、根面むし歯です。

根面むし歯というのは、あまり聞きなれない言葉だと思いますが、むし歯の中で一番厄介になってしまうむし歯の一つです。

簡単に言うと、本来骨の中に埋まっている歯の根っこの部分からむし歯になってしまう病気です。

(クラブサンスターより出典774

歯の構造上、体の中で一番硬いものはエナメル質と言われる、歯の表面をコーティングしている部分です。そこは、硬さがあるので、ある程度虫歯への抵抗力を持っています。

しかし、歯周病が進行し、歯を支える骨が溶けた時に、本来骨に埋まっている歯の組織(セメント質)が露出します。この、セメント質はエナメル質より弱いためにむし歯にかかりやすくなってしまいます。

また、もともと、むし歯が多い患者さんが歯周病が進むと、かなり大きなリスクになります。特に、歯の神経を取った歯があり、被せ物をガバッと被っているさし歯の状態になっている歯が最も要注意になります。

それは、なぜかというと、神経がない歯は、むし歯が進行しても、しみるや、痛みなどの症状がないからです。知らないうちに歯茎の中で歯に洞穴を作ってしまい、人によっては、歯が折れるまで気づかないんです。

当然、むし歯は、歯茎の中で進行しているため、その後の処置も難しいことが多く結果的に歯を抜く必要があったり、手術で、その周りの骨を削ってむし歯の部分を出さなければならなかったりと、かなり大掛かりな処置になってしまいます。

よく患者さんは、痛くないからむし歯に行かなくても良いんだと言われる人や、全然痛くないから治療しなくて良いと言われる方もいますが、この根面カリエスについては早期発見、早期治療がその歯を残せるかどうかにつながりますので、症状がなくても一度歯科医院に受診してみてください。

歯周病治療って知っていますか?

2019.11.03
歯周病治療って知っていますか?

おはようございます。

大垣市、今宿の歯周病予防、むし歯予防に力をいれている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の院長の長縄です。

 

今日、お話しするのは歯周病治療についてです。

皆さんは歯周病治療って聞いたことはありますか?

歯医者さんに行った時に、やる歯の掃除のことでしょっと思われている方も多いと思います。

それも歯周病治療の一つですが、それで終わりでは、完全な歯周病治療とは言えません。

そもそも、私は歯周病なんて関係ないと思われている方も多いと思います。

では、実際はどうでしょうか?

現在、30歳以上の成人の80%は歯周病と言われており、2001年、歯周病は「人類史上、最も感染者数が多い感染症である」ということでギネスに認定されているほど、多くの方が歯周病になっています。

そもそも、歯周病ってなにっと思われている方もいますので、簡単に歯周病についてご説明させていただきます。

歯周病とは、お口の中の細菌が炎症を起こすことで、歯を支える骨が溶けてしまう病気のことです。(骨は溶けていなく、歯茎だけ腫れている状態は歯肉炎と言います。)初期から中期では歯のグラグラや痛みなどの症状は伴わず、歯磨きの際にちょっと出血しているかなあと思う程度です。重度になった時に初めて歯がグラグラしたり、噛むと痛みを伴ったりするため、知らない間に進行してしまう実は厄介な病気なのです。

さて、今回のテーマである歯周病治療について戻りたいと思います。

まずは、歯石には2種類あることはご存知ですか?

(インプラントネット/より引用)

歯茎より上にあるのが縁上歯石、歯茎の中に付着している歯石が縁下歯石と言います。縁上歯石は柔らかいために一回の処置でほぼ除去することが可能です。

ただ縁下歯石は黒っぽい色をしており、カチカチに歯の根っこの面にくっついているため、専用の機械を1歯、1歯当てながら除去をするために時間がかかります。

多くの方が思われている一回で済む歯石とりというのは、この縁上歯石と言われているものです。

しかし、歯茎の中についている歯石を除去しないと、歯茎の腫れや、歯周病の進行を抑えることはできません。

そのため、当院では、歯周病と診断した患者さんには、通常3〜7回に分けて歯周病治療を行います。(重度の歯周病の患者さんほど治療回数が多くかかります。)

当院に通院していただいている患者さんが30年先でも歯のことで困らないために、最善を尽くし治療を行なっています。

普段歯磨きで、出血がする方や、口臭が気になる、歯がグラグラするなどお口の中でお困りごと、気になることがあるようでしたら、ぜひ一度ハリヨ歯科に受診してみてください。

スタッフ一同お待ちしています。

 

歯垢は食べかすではなく、細菌の塊って知っていますか?

2019.11.02
歯垢は食べかすではなく、細菌の塊って知っていますか?

こんにちは。大垣市今宿の歯医者さん、お子さんと一緒に入れるファミリールーム完備、保育士常駐の託児サービスをおこなっているハリヨ歯科の院長の長縄です。

今日は、プラークという言葉に注目してみたいと思います!

プラークって聞いたことはありますか。なんとなく聞いたことがある人もいるかと思います。

歯の表面や、歯と歯茎の境目、被せ物の周りについている、白いヌメッとしているあれです。実際、それはなんですかと聞かれても、「食べかす?、歯の汚れ?」とうまく答えられない人も多くいらっしゃると思います。

では、プラークとはなんなのか。それはズバリ、細菌の塊なんです!!

ハリヨ歯科では、初診時やメインテナンス時には、口腔内の細菌(プラーク)を採取し、顕微鏡で患者さんと一緒に確認しています。ハリヨ歯科に一度は受診した事がある患者さんは、あの気持ち悪い動いているやつねと、記憶にあるかと思います。

そこで皆さんに質問で!!

細菌の塊の、プラーク1mgあたりに細菌が何個存在しているでしょうか?

 

 

 

答えは、

 

 

 

なんと、10億個!!

爪楊枝の先に目に見える程度取ってくるとそこには数百億個細菌がくっついていることになります!!

考えただけでもゾッとしますよね。

この細菌の塊がむし歯や歯周病を悪化させます!

なので、この、細菌の塊であるプラークを除去する事が非常に大事になります。

そこで、重要になるのが、日本人が大好きな歯磨きです!日本人は他の国々の方と比較すると、非常に歯磨きが好きな人種です。多くの方は1日のうちに2〜3回歯を磨かれているのではないでしょうか?

しかし、歯磨きをする=プラークを除去できているではないのが重要なpointです。

歯磨きをするときにどこを意識して磨いていますか?

ただなんとなく、歯磨き粉をつけて、お口の中がスッキリしたら終わりにしていませんか?

多くの方は、歯磨き粉を使われていると思います。しかし、この歯磨き粉にも一つの落とし穴があります。

市販の歯磨き粉はスッキリしやすいように、泡立ちがよく、爽快感を得やすいように作られています。そのため、少し歯を磨いただけで、お口の中がスッキリして磨けたような錯覚に陥ります。

なので、歯磨き粉は泡立ず、爽快感がないものを選択していただくと良いと思います。

歯磨きができているかできていないかの判断は、舌を使って、歯の表面をさわればある程度わかってきます。

ツルっとしていれば、磨けている証拠。ぬるっとしていたり、ザラザラしている場合は、プラークが付着生している可能性があります。

歯磨きの仕方や、歯ブラシの種類、歯磨き粉の種類など自分に合ったものを選択することで、効率的に歯磨きを行うことができます。

気になる方は、一度、当院で相談してみてください!

お待ちしています。

 

 

歯医者嫌いな人をゼロとする。

2019.09.26
歯医者嫌いな人をゼロとする。

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の安田です。

先日、外部から講師の花輪先生をお招きしてお話を聞きました。
神奈川県で歯科医師をされている花輪先生は、「歯医者が嫌いな人をゼロにする」というキャッチコピーで活動されています。

歯医者って聞くと、怖いとか苦手とか怖いとか、、、そんなマイナスなイメージを持たれている方も多いかもしれません。
お口の中は普段自分以外の人に触られることがないので、歯医者に来るときには特有の心理があるそうです。
そして歯医者で働いているわたしたちスタッフは、歯医者を怖いところという意識はあまりもっていないため患者さんの気持ちに疎くなってしまうとも、、、
そう言われてハッとしました。
そんな患者さんとわたしたちスタッフの間のギャップをうめて、もっと医院やスタッフを信頼してもらうために勉強になることがたくさんありました!

講演の中で、歯科心理におけるタイプ分けをしました。
人は無意識に「自分のタイプ」を基準にしているので、自分がしてほしいように相手に振る舞ってしまうそうです。
自分がどのタイプなのかを知ることで、自分ては当たり前だと思っていたことも相手にとっては当たり前ではないと気づくことができます。
それはとても大切なことで、ちがうことにこだわりすぎてしまうと疲れてしまうので、相手を知ってちがいを活かすという考え方にチェンジすることが知れてよかったです!

また、男性と女性では脳の作りがちがうということからどんな風に伝えるとより分かってもらえるかについても学びました。
客観力と共感力、空間認知と表面認知など対照的なものが多かったです。
話を聞きながら、わたしも美容院でこんな風に言われたとき嬉しかったな〜とか思い出して納得していました(笑)

患者さんそれぞれに向けた関わり方がもっともっとできれば、ハリヨ歯科が大切にしている「大垣1話す歯医者」という目標にも近づいていけるかなと思いました◎

花輪先生は講演の中で、win-winの関係という言葉をよくおっしゃっていました。
そして、患者さんとわたしたちの究極のwin-winの関係は「〜さんに会うことが楽しみで来た」ということです。
人と人との出会いは250万分の1です。
患者さんがハリヨ歯科を選んできてくださるのも奇跡のような確率です。
そんな中でハリヨ歯科のファン、スタッフのファンが増やせるように学んだことは日々の診療に生かして進んでいきます。

このような機会をいただけてよかったです。
院長、副院長、花輪先生ありがとうございました!

なにかお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください◎

理想の歯医者さんになるための取り組み

2019.09.08
理想の歯医者さんになるための取り組み

おはようございます!
大垣市にあるむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者、お子さま連れでも安心の託児サービス、ご家族で一緒に来れるファミリールーム完備の歯医者さん。ハリヨ歯科の受付の種田です。

先日、医院をお休みさせていただいて
今年医院で取り組んでいる三医院合同セミナーに参加させていただきました!

今回で4回目の参加ですが、
いつもセミナーの初めにある「前回の内容の振り返り」では、毎回毎回、頭を悩まされます…。
ほんとうに人の記憶とは曖昧で、すぐに忘れてしまうものだなあと毎回実感します()
ですが、大切な内容なので毎回「ほんとに大切だなあ」と思い返せることはいいことでもあるなと感じます。

今回のセミナーでは、
「質問の大切さ」について重点を置いて教えていただきました。

ハリヨ歯科では〝大垣1説明する歯医者〟ということを目標として、日々、患者さんと接しています。
その中でも、「伝わる伝え方」の難しさは、どのスタッフも感じることがあると思います。
その中でも「伝えたい!」という気持ちが強く出ると、どうしてもこちらの話す量が増えて説得しているような…そんな話し方になってしまいます。
「伝えたい!だからとにかく話す!」
聞いてる側からすると、なんだかなにを言ってるの?押し付けられてる?というような…そんな気持ちになってしまうような気がします。

歯科でも、施術をするスタッフと患者さんとの間に必要です。
知らない人に、自分の身体の一部をいろいろ触られるのは心配ですよね??
信頼している人に綺麗にしてほしい、治療してほしいと思いますよね??
そのためにも、医院やスタッフを信頼していただけるために〝大垣1話す歯医者〟を目指しています!
そのためにも、たくさん質問をすること。
質問をしていく中で、相手が考えていることや思っていることを引き出すことができるだそうです。
実際に、スタッフがあっちゃんに質問を受けていましたが、とっても勉強になる質問の仕方でした。

そのあとは、テーマを決めてグループに分かれてロールプレイングをしました!
やってみると難しく…
正解はなんなのか…悩むことがたくさんありましたが、やっていくうちにここまではできるからこの後はどうするか、ルールを決めないといけないななど、今後、医院に帰ってもう一度話し合うことが必要な課題も明確になりました。

今回で4回目の合同セミナーですが、何度話しても医院での課題が次から次に出てきます。
もっとこういうことをやりたい
こういうことをやらなくちゃ
そんな気持ちがたくさん出てきます。
まだまだ医院として成長できる証拠だなと感じます。
合同セミナーでは、同じように歯科の大切さを地域に広めたい!という思いで働いている、他の医院の方と関わることができます。
働いている場所は違えど、同じ気持ちで働いている方たちの気持ちを聞き、医院で行なっていることを聞くことで、自分たちも!もっとこうなりたい!こうしたい!と気持ちが強くなります。
毎回、いい刺激を受けることができます。
このような機会を作ってくださっている、先生方にはほんとうに感謝です!

医院全体がもっと成長し、地域の患者さんにたくさんのものが還元できるよう
スタッフ自身が楽しく仕事ができるよう
これからも精進していきます!

お口のことで困ったことがありましたら、お気軽にご相談ください!
これからもハリヨ歯科をよろしくお願いします(*^_^*)