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食生活と歯
おはようございます。
大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。
みなさん、お口の中の状態が食生活と大きく関係することはご存知でしょうか?むし歯をつくらないためには磨き残しのない歯磨きを行うことだけではなく、どんなものをどのように食べるのかという食生活はとても重要です。
現在ハリヨ歯科に通院していただいている80歳の男性の実際のお話です。80歳を越えもご自身の歯が20本以上しっかり残っておられ、先日大垣市から“8020”の表彰(80歳で20本の歯が残っておられる方への表彰)を受けられました。
この方は最初むし歯を治して欲しいとのことでハリヨ歯科にご来院されました。お口の中を確認すると、小さなむし歯が多数見つかりました。
お聞きしていくとハリヨ歯科開院前にも定期的に歯科医院での検診を受けておられたそうで、これまではそんなにむし歯ができたことはなかったそうです。なぜ小さなむし歯がこのように一気に多数できてしまったのでしょうか。
ハリヨ歯科では初診時に全身のことを含めて問診させていただきます。
これは一見関係ないように思われるご病気でも歯科治療に関わることが多いからです。また、安全管理のため全身状態を把握した上で治療することが望ましいためです。
その際に、3年前に胃癌により胃の1/3を摘出する手術を受けておられたことを把握していました。胃の大きさが1/3になるということは一度に多くは食べることができなくなります。
これを踏まえた上で、むし歯がたくさんできてしまった原因について患者様と考えました。
食生活についてお聞きしていくと、胃の手術をしてから一度に食べられる量が減ったため、少しでもカロリーをしっかりとった方がいいのではというお考えから患者様の息子さんからできるだけ甘いものを食べるようにとの助言があったそうです。またご自身の畑で色々な種類の豆類を栽培されており、それをご自身で甘納豆をつくられるそうです。それを食べるのが楽しみだということも教えてくださいました。
消化器外科の主治医の医師からもちょこちょこ食べるように指導があったそうです。
このお話から、過去にはそれほどむし歯ができなかったこの患者様が、ここ最近でむし歯が多数発生した原因が明らかになりました。
3年前の胃の手術後から、“甘いもの”を“ちょこちょこ”食べるようになったという食生活の変化によりむし歯が多発したのです。
この患者様は自己管理をする意識がとても高い方で、むし歯の成り立ち、ご自身の現状についてお話すると、それに対して前向きに改善するよう努力されます。
今後もハリヨ歯科はこの患者様の“お口からの全身の健康”を守るため力を尽くしたいと思っています。
今回は胃の手術による食生活の変化でしたが、他にも食生活が変化することは往々にしてあります。
今までは大丈夫だったのに・・・ということがないよう、一人一人の患者様の生活背景に寄り添ったお話ができるようハリヨ歯科は努めています。
ブリッジの良いとこ、悪いとこ
おはようございます。
大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。
前回に引き続き今回も歯を抜いた後にどうやって補うかについてお話ししていきます。前回は入れ歯の良いところ、悪いところでしたので、今回はブリッジの良いところ悪いところについてです。ブリッジとはどんなものかご存知ですか?
簡単にお話しすると、なくなってしまった歯の隣の歯を削って、詰め物をしていくものです。隙間の空いた部分を橋のように作っていくためにブリッジと言います。
ブリッジの良いところは、
①取り外しがないので普通の歯と同じように違和感がない
②噛む力は通常の自分の歯と同じ程度噛める。
ブリッジの良くないところは、
①取り外しができないので、歯磨きが不十分だと再びむし歯になる可能性や、 歯周病が進行する可能性が有ります。
②健康な歯を削らなければいけない可能性があります。
ブリッジをするということは隣の歯を削って、型取りする必要があります。そのため、少なからず健康な歯の一部分を削らなければなりません。
③本来は3本の歯で支えていたが、真ん中の歯がなくなったことにより、2本で支えなければいけなくなり、負担がかかる
などがあります。
一昔前は、歯が抜けた後、治療をしたことがない隣の歯を削ってブリッジにすることが良くありました。しかし、健康な歯を削ることにより、歯の寿命が短くなるため、現在は、極力削らないようにすることが増えてきました。
健康な歯を削ることで歯の寿命が短くなる?と思われたかもしれません。
皆さんは、歯医者で入れた被せ物は一生ものだと思っていませんか?実はそんなことはないんです。インプラントでさえ一生ものではありません。(一生使える場合もあります。)被せ物であれば、メインテナンスが行き届いていないと、被せ物と自分の歯の境目から再びむし歯になってしまうことがあります。インプラントはむし歯になるわけではありませんが、自分の歯と同じように歯周病になってしまいます。
このように、一度削って直した歯は再び、むし歯になるリスクがあります。そのため、健康な歯はできるだけ削らずに、一生涯治療しないのがbestなのです。
そのために、場合により患者さんが希望されても、意に添えないこともあります。その際はハリヨ歯科では、患者さんに十分説明した上で治療方針を決定していきます。少しでも、不安なこと、悩み事などありましたらご気軽にご相談ください。
大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科。
ハリヨ歯科は肉眼の7倍の視野で治療を行います。
おはようございます。
大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、保育士常駐で託児もご利用できる、子連れにやさしい歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。
ハリヨ歯科では、現在、子供も大人も関係なくすべての患者さんの治療の際に拡大鏡という、器械を頭につけながら治療を行います。
拡大鏡とは簡単に言うと、虫眼鏡みたいなものです。
虫眼鏡をメガネのように装着することで肉眼で見えるものより、約7倍拡大して治療部位を見ることができます。
7倍と言われてもあまりピーンとはこないと思いますが
実際の写真ではこんな感じです、
治療する部位を拡大することで良いことは大きく分けて3つあります。
①拡大することで見つけにくいむし歯を早期発見することができます。
肉眼では見つけることが難しい小さなむし歯、初期のむし歯を早期に発見することができます。初期むし歯はすぐに削って治療が必要になることはありませんが、初期むし歯があることに気づいていれば、むし歯の進行を防ぐことができます。
②拡大してみることができるので歯を削る量を最小限にすることができる。
むし歯を拡大してみることで、可能な限りむし歯のみを除去し健全な歯質を残すことが可能となります。
③根っこの治療の際に、細かいところまで目で見ながら治療ができる。
神経の処置をした後、数年後に根っこの中にばい菌がついてしまうことがあります。その際、再び根っこの治療が必要になります。根っこの再治療を行うときに重要なのは感染の元となっている神経の代わりとなる樹脂を取ることです。その樹脂を取る際に、肉眼で完全に除去することは困難です。拡大鏡を使用することで、根っこの中の感染物を可及的に除去することが可能となります。(さらに精度を上げようとすると、顕微鏡を用いた根っこの治療が必要になります。)
などです。
歯医者さんとしても、拡大鏡を使用することで、治療部位から一定の距離を離して治療ができるため、無理のない体勢で治療ができます。裸眼の状態で治療を行うと、よく治療部位を見ようと思うと、顔を近ずけて治療をする必要がでます。
歯医者さんで治療中に気がついたら非常に歯科医師の顔が近ずいていてびっくりすることありませんか?
歯科医師自身も体勢も悪くなるため、歳をとったときに腰を痛めててしまうことがあります。
ハリヨ歯科では歯科医師も、歯科衛生士も拡大鏡をつけながら治療を行っています。より精度を上げた治療をすることで安心して患者さんに受診していただけるように日々取り組んでいます。
痛くない麻酔への工夫
おはようございます。
大垣市、今宿のむし歯予防、歯周病予防に力を入れている歯医者さん、ハリヨ歯科の院長の長縄 陵亮です。
皆さんは歯医者さんに対してどんなイメージがありますか?
多くの人は独特な匂いと、キーンという音、最後に麻酔の注射時の痛みの3つを想像する方が多いと思います。
今回はこの3つの中の注射時の痛みについてお話しさせていただきます。
確かに僕の小さい頃に麻酔の経験を何度かしたことがあり、刺すときの痛みと注射液を注入するときの痛みは嫌なものでした。
実際にハリヨ歯科に受診する患者さんにも麻酔がトラウマになっている方は多くいます。
小さい頃に大きなむし歯ができ、抑えられながら、強烈に勢い良く注射液を注入された記憶がある方は、歯医者がトラウマになり痛くなっても市販の痛み止めで我慢しながら痛みをしのいで、我慢できなくなった時に、初めて歯医者を受診する方もみえます。
しかし、むし歯が大きくなり、神経にまで症状が達している、炎症が強い時には、生理学的に、非常に麻酔が効きにくくなるために、痛みをこらえながらまた治療を行うことも多くなります。その為に再度治療を中断してしまい悪循環が生じてしまうことも。
ハリヨ歯科では、できるだけ患者さんに麻酔による痛みを感じないような取り組みをしています。
麻酔の注射で痛みの原因となるものには、注射針の太さ、注射液の注入スピード、注射部位、最後に術者のテクニックです。
まず第一に、麻酔の針を非常に小さいものにしています。ハリヨ歯科では最も小さいサイズの33G(数字が小さくなると太くなります。)を採用しています。小さければ小さい程、針を刺す時の痛みが小さくなります。
続いて注射液のスピードです。注射液の注入スピードは最初は少量ずつ注入し麻酔が周囲に効き始めたところで、注入スピードを上げることで痛みを軽減することができます。
注射の打つ場所についても、お口の中のすべての場所が同じように痛みを生じるわけではありません。痛みを生じるポイントのことを痛点というのですが、その痛点お少ないところに麻酔を打つことで痛みを最小限に抑えることができます。
最後は、術者のテクニックです。私は、ハリヨ歯科の開業前に勤務していた時代に麻酔の打ち方の勉強会・実習に参加してきました。それまでは、私自身麻酔は痛いものだと思っていたのですが、そこで培った知識とテクニックで初めて痛くない麻酔をすることができることを学び、非常に自分の中で衝撃を感じたことを今でも覚えています。
現在、そのテクニックを治療で使用することで、患者さんから『麻酔打ったんですか?』、今は麻酔で針を使わないんですか?』(もちろん麻酔で針は使用します。)と言われることがあります。実際に、麻酔が怖くてなかなか歯医者に来れなかったとおっしゃられていた方でも、今ではストレスなく通うことができている方もみえます。(すべての症例で無痛で麻酔ができるわけではありません。抜歯など内側の麻酔をするときなどは多少の痛みを伴うことはあります。通常のむし歯治療では、ほっぺた側のみ麻酔をすれば痛みはなくなるので、その場合は痛みを最小限にして麻酔をすることは可能です。)
お子様のむし歯治療の際も、きちんと、治療をする為に必要であれば、麻酔を行います。その際も、先ほどのテクニックを行えばほとんどのお子さんが泣くことなく治療が可能になります。お子さんにも大人の方にもできるだけ麻酔に対するストレスを無くすことにより、歯医者に通いやすい環境を提供できるように準備しておりますので、麻酔の痛みの心配のこたなどは一度ハリヨ歯科にご相談ください。
上棟式
こんにちは。2017年4月に大垣市今宿にハリヨ歯科を開業する院長の長縄です。
今日は、建物の工事について近況をご報告いたします。
地鎮祭を行って、おおよそ1ヶ月半、工事開始より1ヶ月が経ちました。昨日は建方を行いました。今までは基礎工事でどんな建物になるか想像もつかなかったですが・・。1日で医院の全体像が見えるようになってきました。
実際の建物の輪郭が出てきたことで、より、具体的に物事を考えられるようになってきました。建物の工事を見ていると、いかに見栄えだけに捉われず、基礎をしっかり行うかが大事なんだと、歯科治療にも通じるものを感じました。
現場のかたや、現場監督さんがしっかりしており、工事現場はいつもゴミひとつ落ちていません。木材を切ったり、シートをはがしたりと、作業行程中にもゴミは発生するのですがその都度ゴミの処理をしていることで現場はいつも綺麗で、事故などが起きないように未然に防げているんだなと。
歯科治療においても、ひとつひとつの行程をきっちり行うこと、作業台をいつも片付けて行うなど、診療の効率を上げるとともに、見えないところほど(基礎となる部分)慎重に行い、患者さんにはいつまでも自分の歯で健康に生活できるように手助けしていきたいです。
2017年4月大垣市今宿にハリヨ歯科開業予定 院長 長縄 陵亮
ハリヨ歯科工事開始
おはようございます。2017年4月に大垣市今宿にハリヨ歯科を開業予定の院長の長縄 陵亮です。
ついに、ハリヨ歯科建設工事が始まりました。
開業まで半年間を切り、いろんなものが徐々に形になり始めてきました。開業準備を始めておおよそ1年半。早め早めに準備をしてきたつもりですが、あっという間にあと半年です。開業に向けて手をゆるめずラストスパート。
自分たちが通いたくなる歯科医院を目指して今後も準備を進めていきたいと思います。
2017年4月大垣市今宿に開業 ハリヨ歯科 院長 長縄 陵亮
ハリヨ歯科受付・歯科助手求人用動画完成
こんにちは、2017年4月に大垣市今宿にハリヨ歯科開院予定の院長の長縄 陵亮です。
日曜日に行われた就職説明会用に作成した、ハリヨ歯科受付・歯科助手求人用動画が完成いたしましたのでblogにもアップしておきます。ぜひ、求人希望やハリヨ歯科のことが気になっている地域の方に見ていただければどのような医院を目指しているのかがわかるようになっていますので一度ご覧ください。
2017年4月大垣市今宿にハリヨ歯科開院予定 院長 長縄陵亮